株の「大天井」、新型コロナワクチンの発表手掛かりに-BofA https://t.co/Q54xLZ00A1
— ブルームバーグニュース日本語版 (@BloombergJapan) 2020年9月4日
株価とクレジットの上昇が「大天井」をつけるのは、新型コロナウイルス感染症(COVID19)のワクチン発表が手掛かりとなる可能性が高いと、バンク・オブ・アメリカ(BofA)が予想した。
マイケル・ハートネット氏らBofAのストラテジストはリポートで、リスク資産相場の大幅な上昇によって、S&P500種株価指数は最高値を更新したが、ワクチン開発成功の確証や雇用の大型回復といった材料で天井を形成すると予想。市場のコンセンサスは引き続き強気だが、クロスアセットのポジショニングは「過度な」楽観というよりは今もニュートラルだと指摘した。
リポートではまた、米大統領選挙が迫ってくるのに伴い、調整リスクの高まりやボラティリティー上昇に警戒を促した。その上で、高利回り債や新興市場債への投資、さらに公益株や不動産投資信託、高配当株上場投資信託(ETF)など配当を期待できる投資でヘッジをかけるよう助言した。
同ストラテジストらの予測ではS&P500種は選挙前に3630に上昇する。これは3日の終値を約5%上回る水準だ。
シュローダーの世界・国際株式のポートフォリオマネジャー、キャサリン・デービッドソン氏は、ワクチン開発のタイミングについて投資家の楽観的な見方が先走っている可能性があると慎重な見方を示した。
同氏は電話で「今の段階で相当織り込まれているが、年内にワクチンができないという現実的なリスクもある」と述べた。その一方で、今後数カ月以内にワクチン開発成功の発表がないとしても、債券と現金のリターンが低いことを考えれば投資家の選択肢は限られているとして、株式の大幅な売りはないとみている。
原題:BofA Says Covid-19 Vaccine Can Mark ‘Big Top’ for Equity Rally(抜粋)
メリルリンチ日本証券、「BofA証券」に商号変更
バークシャー、ウェルズ・ファーゴ株を売却-保有比率3.3%に低下 https://t.co/zPc8Fly2w6
— ブルームバーグニュース日本語版 (@BloombergJapan) 2020年9月5日
米著名投資家のウォーレン・バフェット氏率いる米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイは一時筆頭株主だった米銀ウェルズ・ファーゴの普通株を40%余り売却した。
4日の米証券取引委員会(SEC)への届け出によると、バークシャーは1億株を上回る同社株を売却し、保有比率は約3.3%に低下した。ウェルズ・ファーゴのスポークスマンはコメントを控えた。
ウェルズ・ファーゴは顧客への不正営業の後始末に加えて、新型コロナウイルスの感染拡大の影響などへの対応に苦慮しており、同社株は年初来50%強の下落。
原題:
Buffett’s Berkshire Slashes Stake in Troubled Wells Fargo (2)(抜粋)
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