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ロシア大統領府のペスコフ報道官は、国営のタス通信に対して安倍総理大臣のロシアに対する姿勢について「島の問題を解決し、平和条約を締結するという目標に焦点を当てていたことは明らかだ」と述べたうえで対話を重ねるなどして複雑な問題を解決しようとしていたと指摘しました。

そして「日本の新しい総理大臣のもとでどのように進むのかは分からないが、島の問題解決がある以上、ロシアとの関係発展の方向性が維持されることを望む」と述べました。

ロシアは、クリミア併合をはじめ最近では、国内の野党勢力の指導者の毒殺未遂疑惑などもあって欧米との関係悪化が続いています。

こうした中、領土問題よりも平和条約の締結を優先する基本的な方針は変えないものの、あえて島の問題に言及することで日本との対話を継続させたい姿勢を強調したとみられます。

#日露

ロシアでプーチン政権を批判してきた野党勢力の指導者、ナワリヌイ氏は先月、ロシア国内を移動中に突然、体調の異変を訴えてドイツの病院に搬送され、ドイツのメルケル首相は今月2日、旧ソビエトで開発された神経剤「ノビチョク」と同じ種類の物質が使われたとする調査結果を発表しています。

これについて、アメリカのポンペイ国務長官は9日、ラジオ番組のインタビューで「ロシアの高官の関与があった可能性が十分にあると誰もが思うだろう」と述べました。

そのうえで、アメリカや欧米諸国は今回の件について、ロシアに説明責任があることを明確にしている」と述べ、ロシアに対し改めて真相の解明を求めました。

これについて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は10日、「事実のわい曲であり、受け入れられない」と反論しました。

また、「これまでの調査でロシアの専門家たちは毒物はなかったとしており、刑事事件として捜査する根拠がない」と述べ、捜査は行わない考えを改めて示しました。

ナワリヌイ氏について、ドイツの有力誌シュピーゲルは10日、「容体がさらに快方に向かい、すでに再び話すことができるようになっているようだ」と伝えました。

そのうえで、「意識を失う前に起きたことの詳細についてもおそらく覚えている」としています。

また、ナワリヌイ氏の警備態勢が強化されているとも伝えていて、容体が回復するにつれて、訪問者が増えることも予想される中、再び襲われる事態を防ごうとしているためだと指摘しています。

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