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この事件は、ことし3月、アメリカ南部ケンタッキー州ルイビル市で、麻薬捜査をしていた警察官が、捜査とは無関係のブリアーナ・テイラーさんの自宅に踏み込んで銃を複数回発砲し、テイラーさんを死亡させたものです。

事件について、州の大陪審は、現場にいた警察官3人のうち免職となった元警察官1人を危険行為の罪で起訴しましたが、テイラーさんを死亡させたことは罪に問いませんでした。

これに対して、25日、遺族が会見を開き、テイラーさんの叔母は、「私たちは救われることがないとわかりました。今回の判断は間違っています。警察官によって殺害される黒人が後を絶たないことに怒りを覚えます」と述べました。

また、会見に同席した弁護士は、州の司法長官に判断に至るまでの裁判所の記録を開示するよう求めました。

陪審の判断を受けて、現地をはじめニューヨークやロサンゼルスでは、大勢の市民が集まって元警察官を殺人の罪で起訴することなどを求めて抗議活動を続けていて、アメリカ各地で司法当局や警察に対する不信感と怒りの声が広がっています。

アメリカでは、連邦最高裁判所のリベラル派のギンズバーグ判事が亡くなり、トランプ大統領は後任の判事を26日、日本時間の27日朝、指名するとしています。

これについて、アメリカの主要メディアは25日、関係者の話として、トランプ大統領高等裁判所にあたる連邦控訴裁判所のエイミー・コニー・バレット判事を指名する意向だと一斉に報じました。

バレット氏は48歳。7人の子どもがいる敬けんなカトリックで、人工妊娠中絶や銃規制に批判的な立場の保守派の判事だと伝えられています。

報道を受けてトランプ大統領は記者団に対し、「すでに決断した。彼女だとは言っていないが、彼女はすぐれている」などと述べましたが、バレット氏を指名するのかは明言しませんでした。

新しい判事の就任には議会上院の承認が必要ですが、承認されれば、連邦最高裁判所の判事は9人のうち6人を保守派が占めることになります。

トランプ大統領は、11月の大統領選挙の結果をめぐり、法廷闘争が起きる可能性にも言及したうえで、選挙までに新しい判事を決定する必要があるという考えを示していて、27日の発表が焦点となっています。

#米大統領

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