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1950年に勃発した朝鮮戦争で、中国がアメリカを中心とする国連軍と戦うため、大規模な「人民義勇軍」を派遣してから今月で70年となります。

これにあわせて中国は、北京にある軍事博物館で朝鮮戦争を振り返る特別展を開催し、初日の19日、習近平国家主席ら最高指導部のメンバー全員が観覧に訪れました。

国営の中国中央テレビによりますと、特別展には当時の兵器や写真などが展示されていて、習主席は「中国は北朝鮮軍とともに身の危険もかえりみずに戦い勝利した。この精神は大事な財産であり、中国人民を鼓舞するだろう」と述べたということです。

朝鮮戦争は1953年に休戦協定が結ばれ、国際法上では戦争状態が続いていますが、中国としてはアメリカ側と戦ったことを強調することで、国民の愛国心を高めるとともに、北朝鮮との伝統的な友好関係をアピールするねらいもあるとみられます。

福島第一原発で増え続けているトリチウムなどの放射性物質を含む水の処分については、ことし2月、国の小委員会が基準以下の濃度に薄めるなどしたうえで、海か大気中に放出する方法が現実的だとする報告書をまとめ、梶山経済産業大臣20日、早期に結論を出したいという考えを改めて強調しました。

これに関連して、韓国南部・チェジュ(済州)道のウォン・ヒリョン(元喜龍)知事は、20日国会で記者会見し「放出された水は日本の海だけに流れ込むのではない。太平洋でつながるすべての国が当事者だ」と述べ、海に放出せず、処分方法をめぐる協議に応じるよう、日本政府に求めました。

そのうえで、「日本政府がこの要求を拒否するならば、すべての当事者と連帯しあらゆる手段で対応する」と述べ、沿岸住民などに呼びかけて日本と韓国でそれぞれ訴えを起こすことも辞さないという考えを示しました。

一方、韓国外務省は「日本側には透明性のある情報共有と、国際社会と意思の疎通をはかることの重要性を強調してきた。韓国国民の健康と安全を最優先し、措置を講じていく」としています。

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