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ゴールドマン・サックス・グループは、最大600億ドル(約6兆2200億円)相当の資産を英国からドイツ・フランクフルトに移管する。英国の欧州連合(EU)離脱を控え、金融機関の間ではEU域内での事業強化の動きが進んでいる。

  事情に詳しい複数の関係者によれば、ゴールドマンは年末までに400億-600億ドル相当の資産をドイツ事業に移す計画。関係者らは非公開情報だとして匿名を条件に語った。


  移管先はフランクフルト拠点のゴールドマン・サックス・バンク・ヨーロッパSE。年次報告書によれば、昨年末時点での資産額は34億ユーロ(約4180億円)にとどまっていた。欧州大陸での事業が成長すればゴールドマンは移管する資産を増やす可能性もあると、関係者の1人は語った。

  ゴールドマンの広報担当はコメントを控えた。

アメリ労働省が6日発表した10月の雇用統計によりますと、失業率は6.9%と、前の月と比べて1ポイント改善しました。改善は6か月連続です。

アメリカの失業率は、新型コロナウイルスの感染が拡大した4月に統計開始以降で最悪となる14.7%となったあとは、経済活動の再開に伴って改善が続いています。

また、農業分野以外の就業者は前の月と比べて63万8000人の増加となり、市場予想を上回りました。

ただ、アメリカでは、このところ新型コロナウイルスの感染が再び拡大していて、営業を再開した飲食店やホテル、娯楽施設などの間でも、従業員を雇い直す動きが弱まるおそれが指摘されています。

また、中小企業などが雇用を維持するために活用してきた国の経済対策をめぐって、追加の資金の確保に向けた与野党の協議がまとまっていないことから、雇用環境は予断を許さない状況です。

#経済統計

6日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて66ドル78セント安い、2万8323ドル40セントでした。

この日は、当面の利益を確保しようという動きが続き、ダウ平均株価の値下がりは5日ぶりとなりました。

大統領選挙があった今週、市場では、民主党のバイデン氏優勢を織り込みながら株価は連日上昇を続け、前日までの4日間の値上がり幅は、1900ドル近くにのぼっていました。

一方、外国為替市場では、円高傾向が続き、円相場は、一時、1ドル=103円10銭台まで値上がりしました。

市場関係者は、「連日の大幅値上がりで、一服した形になった。市場はバイデン氏優勢を織り込んでいるが、トランプ陣営の法廷闘争など、政治的な混乱が今後、どこまで続くのか、とりあえずこの週末に見極めようという構えだ」と話しています。

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