中国とインドの係争地帯 双方の軍が撤退開始と発表 中国国防省 #nhk_news https://t.co/nRaSzbcyDe
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年2月10日
インド北部ラダック地方の、中国とインドの係争地帯では、双方の軍のにらみ合いが去年から続いていて、6月には、衝突によって45年ぶりに死者が出る事態となりました。
両国は断続的に協議を続けてきましたが、中国国防省は、先月行った協議で両国が合意に達し、双方の軍が10日からそろって撤退を始めたと発表しました。
また中国外務省も「インドが中国と歩み寄り、撤退が円滑に進むよう望む」とコメントしました。
一方、インド側は、撤退を始めたかどうか明らかにしておらず、11日、シン国防相が議会で現在の状況について説明するとしています。
ただ、双方の軍の間では去年6月の衝突以降も複数の場所でにらみ合いが続いていて、実際に部隊の撤退が進んで対立が収束に向かうかは不透明な情勢です。
#南アジア