プーチン大統領 ロシア製ワクチンを接種と公表 ロシア大統領府 #nhk_news https://t.co/m2EMis2ljr
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年3月23日
ロシア大統領府のペスコフ報道官は23日、プーチン大統領が新型コロナウイルスのロシア製ワクチンを接種したと明らかにしました。
プーチン大統領の体調は良好で、24日も公務を行うとしています。
ただ、ロシアが開発した「スプートニクV」など3種類のワクチンのうち、どのワクチンを接種したかについては明らかにせず、接種の写真や動画も公開されていません。
プーチン大統領は、ロシア製のワクチンについて「安全で信頼できる」と誇示する一方で、みずからは接種しておらず、ロシア国内ではいつ接種するか関心を集めていました。
ロシアでは、去年12月にワクチンの大規模な接種が始まりましたが、先月行われた世論調査で「ワクチンを接種する用意がある」とした人は安全性などを理由に30%にとどまっています。
また、プーチン政権は、中南米や中東などに加えてヨーロッパ各国へのワクチンの供給にも力を入れています。
プーチン大統領としては、みずから接種したことで、ロシア製ワクチンの安全性や有効性を国内外に強調するねらいもあるとみられます。