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イラン外務省によりますと、流出したのはザリーフ外相が政府内部の記録用として長時間にわたって外交方針などについて話した音声で、イギリスに拠点を置く、イランの体制に批判的なメディア「イラン・インターナショナル」は25日、このうちおよそ3時間分を音声SNS「クラブハウス」で配信しました。

この中でザリーフ外相は、去年1月に隣国イラクアメリカ軍に殺害された革命防衛隊のソレイマニ司令官をめぐり「軍事的な活動のために私が外交を展開することはあったが、司令官に対し外交のためになる活動を求めることはできなかった。外交が軍事的な活動の犠牲になっている」と述べ、政策決定において革命防衛隊の活動が優先されてきたという見方を示しました。

また、革命防衛隊が展開するシリアの戦況については「何も教えてもらえない」として、外務省の立場が軽視されているという考えを明らかにしています。

外務省の報道官は26日の記者会見で、音声流出の経緯を調べるとしたうえで「発言を部分的に切り取らずに全体を見るべきだ。この中では司令官への感謝を述べている」と話しています。

革命防衛隊は、最高指導者のハメネイ師直轄の精鋭部隊で、穏健派のロウハニ政権との意見の違いがたびたび指摘されてきましたが、政権幹部みずからの考えが伝えられるのは異例で、関心を集めています。

トルコでは、イギリスで最初に確認された変異ウイルスが広がり、1日当たりの新型コロナウイルスの感染者は26日、3万7000人余りに上っています。

エルドアン大統領は26日、ヨーロッパ各国が制限の緩和に向かう中で、トルコの1日当たりの感染者を5000人未満に抑えなければ、観光や貿易などが大きな影響を受けると述べ、感染を抑え込むための措置を大幅に強化する方針を明らかにしました。

具体的には、今月29日の夜から市民の外出は食品や医薬品などの購入以外、1日じゅう禁止され、店舗は生活必需品を取り扱う店以外は原則、営業ができなくなります。

また、学校は対面授業を取りやめオンラインに切り替えるほか、都市間の移動には当局の許可が必要となります。

トルコで感染防止のために平日の日中も外出が厳しく制限されるのは初めてです。

この措置は来月17日まで行われる予定です。

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