【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュースhttps://t.co/N59RjPlOaT
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) 2021年5月9日
安全保障
コロニアル・パイプラインが運営する米最大の石油製品パイプラインが、身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」とみられる攻撃を受け、操業を停止した。業務の正常化に向け作業を進めているが、具体的な復旧のめどは示されていない。米国では今月末のメモリアルデーの休日から、夏のドライブシーズンが始まる。予想より早くガソリン価格が上昇すれば、インフレ懸念がさらに強まる可能性がある。翻弄
暗号資産(仮想通貨)ドージコインの投資家は、米電気自動車(EV)メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)に振り回された。暗号資産の熱心な支持者として知られるマスク氏が人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」に出演するのを控えて、ドージコインは一時73セントを突破し、最高値を記録。しかし放送中にマスク氏がドージコインをいかさま呼ばわりしたことを受けて、一気に下落。24時間で35%の急落となった。深い穴
ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は「米国の雇用は新型コロナ流行前の水準を依然として800万-1000万人程度下回っている」として、米労働市場が依然として「深い穴」に陥ったままだと表現。なお積極的な支援が必要だと述べた。職場復帰を妨げている要因として、ウイルス感染懸念や手の届く保育施設の不足以外にも、失業保険の上乗せ給付も影響している部分があると認めた。「悲願」ふたたび
英国の地方議会・首長選挙で、北部スコットランドの議会選(定数129)は英国からの独立を掲げるスコットランド民族党(SNP)が最多の64議席を獲得し、独立派の緑の党と合わせて過半数の議席を確保した。ジョンソン首相はこれより先、住民投票実施の要求を認めない意向をあらためて示している。今回の選挙結果を受け、SNPのスタージョン党首が首相を務めるスコットランド行政府と、英政府との対立がエスカレートする恐れがある。全シナリオ対応強気相場
米株式相場では、成長が過熱するとの見方が浮上しても銀行株と運輸株が上昇。雇用の勢いの陰りが示唆されると、自宅待機で恩恵を受けるテクノロジー銘柄が大きく回復。商品相場の急上昇でインフレ懸念が高まると、素材メーカーが買われる。チャールズ・シュワブ・インベストメント・マネジメントのオマール・アギラール氏は、「市場の心理や行動は今年、アニマルスピリットが非常に強力なことを示している」と指摘した。
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