中国 「1つの中国」原則に台湾のWHO年次総会参加反対を正当化 #nhk_news https://t.co/9qji1RODDA
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年5月26日
5月24日に始まったWHOの年次総会をめぐっては、加盟していない台湾がオブザーバーとしての参加を目指しましたが、中国などの反対で認められず、台湾側は「世界の感染対策に空白があってはならない」などとして強い不満を示しました。
これについて中国政府で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官は26日の記者会見で「われわれは中台の衛生分野の交流と協力の促進だけでなく、台湾の世界的な衛生面の活動に適切な手配を行っている」と主張しました。
そして、台湾に対してこれまで260回にわたり新型コロナウイルスの情報提供を行うとともに台湾の専門家がWHOの活動に参加することには16回同意したと述べました。
そのうえで「台湾側が世界の感染対策に空白が生じていると政治的なでたらめを言い触らしているのは、民進党が感染対策を利用して台湾独立をはかろうとする口実にすぎない」と述べ、台湾の民進党政権を批判しました。
中国としては、台湾に十分な情報提供を行っていると主張することで「1つの中国」の原則を理由にWHO総会への台湾の参加に反対したことを正当化した形です。
中国 スパイ容疑で拘束 北海道教育大元教授の釈放要求に反論 #nhk_news https://t.co/X0MATqLUTk
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年5月26日
北海道教育大学の教授だった袁克勤氏はおととし5月、一時帰国した中国でスパイ容疑で拘束され、家族や仲間の研究者らはえん罪だとして中国当局に早期の釈放を訴えています。
これについて中国外務省の趙立堅報道官は、26日の記者会見で「袁氏は中国の国民だが、長期にわたり日本の情報機関の求めでスパイ活動をしていた。本人は包み隠さず犯罪事実を供述しており、証拠も確かだ。すでに起訴され、裁判所で審理が行われている」と述べました。
そのうえで「無実を訴えている人たちには、事実を知らないのか知らないふりをしているのかと聞きたい。中国は法治国家であり、国家の安全に危害を及ぼす人物は当然、法に基づく制裁を受ける」と述べ、家族らの訴えは認められないという考えを示しました。
#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制