台湾 軍用機が道路で離着陸の訓練 中国の攻撃を想定 #nhk_news https://t.co/cFG1jBofJ5
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年9月15日
台湾軍は、13日から5日間の日程で年に1度の大規模演習を全土で実施しています。
南部の屏東県では15日朝、基地や空港が中国軍の攻撃によって損傷し、使えなくなったという想定で、幹線道路を通行止めにして軍用機の滑走路に転用する訓練を行いました。
訓練では、台湾空軍のF16など戦闘機3機と早期警戒機1機が次々と着陸したあと、方向を変えて道路上を移動し、視察に訪れた蔡英文総統のいる指揮台の前を通過しました。
それぞれの機体に燃料や弾薬を補給する手順も確認し、乗組員らが蔡総統からねぎらいを受けました。
そして4機は再びごう音を響かせながら離陸していきました。
台湾では、各地の高速道路や幹線道路の直線区間5か所を有事の際の代替滑走路に指定し、不定期に訓練を行っています。
中国の習近平政権が台湾統一に向けた圧力を強める中、台湾周辺では中国軍の艦艇や航空機の活動が活発化しています。
台湾軍にとっては、敵の侵攻を受けた際にいかに戦力を温存して反撃能力を保てるかが課題となっていて、こうした訓練を通じて、中国をけん制するねらいがあるとみられます。
台湾軍が、中国軍の攻撃を想定した幹線道路での軍用機の離着陸訓練を行ったことについて、中国政府で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官は、15日の記者会見で「台湾の民進党当局が武力で独立をはかろうとする、いかなる行為も失敗に終わるだろう」と強調しました。
#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制
中国 8月の経済統計 景気回復の勢い弱まる 感染再拡大などで #nhk_news https://t.co/vilEL9WbSU
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年9月15日
中国の国家統計局は15日、8月の主要な経済統計を発表しました。
それによりますと、消費の動向を示す「小売業の売上高」は、去年の同じ月と比べた伸び率が2.5%の増加にとどまり、前の月より6ポイント縮小しました。
これは、新型コロナウイルスの感染が一時、再拡大したことで、飲食業の売り上げがマイナスになったほか、世界的な半導体不足の影響などで、自動車の販売が減少したことが主な要因です。
また、工業生産の伸び率も、前の月と比べて1.1ポイント縮小しました。
去年、感染拡大の影響で落ち込んだ中国経済は、回復が続いてきましたが、国際的な原材料価格の高騰の影響も加わり、その勢いが弱まっています。
国家統計局は「中国の経済は回復が続いているが、世界経済の先行きや新型コロナなど、依然として不確実な要素も多く、経済が回復するための基盤を強化する必要がある」としています。
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