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新生銀行に対しては、SBIホールディングスTOBを行っていて、最大48%まで株式を買い増すことを目指しています。

これに対して、新生銀行は17日、SBIの議決権比率を低下させる買収防衛策の導入を決めました。

さらに新生銀行は、TOBの終了日を来月25日から12月8日まで延長するようSBIに要請しました。

新生銀行としては、この間にSBIに対抗する友好的なスポンサー、いわゆるホワイトナイトを見つけたいねらいがあるものとみられます。

関係者によりますと、このTOBの延長要請についてSBIは「時間稼ぎだ」として応じない方針であることがわかりました。

SBIが今月30日の正午までに延長に応じない場合、新生銀行は買収防衛策の手続きを進め、株主に対する新株予約権の割り当てを直ちに決める構えです。

一方、SBIも新生銀行による新株予約権の割り当ての差し止めを求めて、仮処分を申し立てることなどを検討していて、両社の対立色がさらに強まっています。

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