米 イラン核協議は「最終段階」 不調なら強硬な対抗措置も示唆 #nhk_news https://t.co/JTWuy94JxZ
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年2月1日
イラン核合意をめぐっては、アメリカの前のトランプ政権が一方的に離脱し、イランへの制裁を再開したことを受けて、イラン側が対抗措置として核開発を加速させています。
これを受けて両国は、核合意の立て直しに向けて、EU=ヨーロッパ連合などを介して間接的な協議を続けています。
この協議についてアメリカ国務省の高官は1月31日、電話で会見し「われわれは最終段階にいる。イランが核開発を進める中、永遠に協議を続けることはできない」と述べました。
そして、核合意の立て直しが望ましい道だと強調したうえで「イランが望ましい道を選ばない可能性がかなりあることは分かっている。不測の事態への用意はできている」と述べ、仮に協議が不調に終わった場合は、より強硬な対抗措置に出ることを示唆しました。
そのうえで「イランは核合意に戻るための用意があるのか決断するときだ」と述べ、イラン側に歩み寄りを求めました。
EUによりますと、両国の交渉団は今週協議を再開する予定で、妥結に向かうことで核合意の立て直しへの道筋がつくのか重要な局面となりそうです。
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