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アメリカのIT大手、グーグルの基本ソフト、アンドロイドを搭載したスマホでは、企業が広告を効率よく配信するため、個人のアプリの利用履歴をもとにどのような商品やサービスに関心があるか把握できるようになっています。

グーグルは16日、この機能を制限し、代わりとなる技術の開発を進めると発表しました。

アプリの開発者や広告主などからも意見を聞き、導入には少なくとも2年かかるとしています。

プライバシー保護をめぐっては、アップルが第三者によるアプリの利用履歴の追跡を許可するかどうかを利用者本人に尋ねる規約を去年から導入した影響で、旧フェイスブックのメタなどネット広告事業を収益の柱としてきた企業は業績が悪化しています。

巨大IT企業の急成長を支えてきたネット広告ビジネスが大きな岐路を迎えるなか、グーグルは「ほかの選択肢を示さないまま制限をかけるやり方では、利用者にとってもアプリ開発者にとってもよくない結果になる」として、プライバシー保護と広告ビジネスの両立を目指す姿勢を強調しています。