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韓国でことし5月に就任して5年ぶりの保守政権を率いることになるユン・ソギョル次期大統領は、アメリカとの同盟関係を基盤とした北朝鮮に対する抑止力の強化を掲げていて、北朝鮮によるミサイル攻撃の兆候を捉えて先制攻撃を行うことができる態勢の整備や、アメリカの迎撃ミサイルシステム「THAAD(サード)」の追加配備の必要性などを強調しています。

これについて、北朝鮮は17日、韓国との窓口機関にあたる祖国平和統一委員会のウェブサイトで「過去の保守政権では朝鮮半島での核戦争の危機が高まった」と主張しました。

そのうえで「『先制攻撃』にまでためらわずに言及し、朝鮮半島の平和と安定を眼中に置いておらず、戦争の危険は絶対になくならない」と非難しました。

今月9日に投票が行われた韓国大統領選挙をめぐって、北朝鮮の国営メディアは、ユン氏が僅差で当選したことを11日に論評抜きで伝えていました。

北朝鮮は、核・ミサイル開発を加速させる中、政権交代を控えた韓国への揺さぶりを強める可能性があり、今後、南北関係の緊張が高まることも予想されます。

韓国軍は北朝鮮が16日、首都ピョンヤン郊外の国際空港があるスナン(順安)付近から、弾道ミサイルと推定される飛しょう体を発射したものの、高度20キロ以下で爆発し、発射に失敗したとみています。

韓国の通信社、連合ニュースは、北朝鮮が発射に失敗したあとも、同じスナン付近で移動式発射台を整備するなど、追加の発射に向けた動きを見せていて、韓国軍が監視を強めているもようだと、17日伝えました。

また、17日付けの有力紙、東亜日報も、スナン付近で施設や装備を再び整える動きがあるのを、米韓両国が捉えているとしたうえで「今週中にも再び発射する可能性がある」と報じています。

北朝鮮が先月27日と今月5日に、スナン付近から1発ずつ発射した弾道ミサイルについて、防衛省は、いずれもICBM大陸間弾道ミサイル級だったと分析していて、韓国軍は、16日もICBMに関連した発射だった可能性があるとしています。

韓国軍は17日の記者会見で「アメリカとの協力のもと、関連する動向をしっかりと追跡・監視し、確固たる態勢を維持している」と強調しました。

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