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 元防衛大学校教授で、国際問題研究家の瀧澤一郎氏が話す。

「ロシアの権力者が取る行動はだいたい皆、似通っています。モスクワ中心部に高級マンションを所有し、同時に田舎に何万坪もある宮殿のような別荘を建てる。さらに3千トン級のヨットを持ち、妻や愛人は毎週のようにパリやロンドンに行って買い物三昧……。

 西側諸国の人間から見れば腐敗と映るでしょうが、帝政時代の全体主義から共産主義のソレへと移行した後にソ連崩壊を迎えた彼らにとって、健全な市民社会や統治のありようなどは理解できない代物なのです」

ロシアのウクライナへの軍事侵攻後、ヨーロッパの航空会社はロシア上空の飛行を制限され、日本の航空各社もリスクを避けるために飛行を取りやめています。

影響を受けたのが、ロシア上空がルートとなるヨーロッパ各国を結ぶ便です。

当初は全便が欠航するなどしましたが、日本の航空各社は少しでも路線を確保しようと、ロシア上空を避けるルートで一部の運航を始めました。

このうち日本航空は、アラスカのアンカレジなどの上空を通過する「北回りルート」でロンドン行きやフィンランドヘルシンキ行きの便を運航しています。

同じく当時のソビエト上空を飛行できなかった冷戦時代、アンカレジはヨーロッパ便を運航する上で重要な拠点として支店を設け、1991年まで旅客便を、2010年まで貨物便を運航していました。

旅客便では30年ぶりに復活した不慣れなルートのため、運航計画を作る部署では、通常は30分ほどで済む作業を4、5時間かけて行うこともあり、火山の噴煙などの災害リスクや軍事演習が行われるエリアなど、地域特有の事情を把握して慎重に計画を立てています。

また、運航前にはパイロットたちが集まり、航路図を見ながら、ルート上の気象状況や緊急着陸する場合に利用することになる各国の空港の特徴などを確認していました。

日本航空の瀬川清司機長は「今までにない飛び方になるので、みんなの経験と知恵を合わせ、チームワークをよくして安全運航を全うしたい」と話しています。

一方、全日空は、トルコの上空などを通過する「中央アジアルート」で、ドイツのフランクフルト行きの便と、ベルギーのブリュッセル行きの便を運航しています。

ロシア上空を通過する通常のルートと比べて運航時間が最大で4時間近く長くなることから、乗務時間の制限があるパイロットの人数を3人から4人に増やしています。

しかもパイロットは、機種ごとに操縦資格が要るなど、誰でもよいという訳にはいかず、シフトを作る部署では対応に追われています。

この日は、5日後のフランクフルト行きの便に追加で乗務できる人を探し、カナダ・バンクーバー行きの便に乗務する予定だったパイロットに急きょ変更をお願いし承諾をもらっていました。

全日空の山邉芳恵さんは「3月の勤務はほぼ作り直しになりました。調整に苦労しますが、運航を守るためにクルーを探してシフト作りをやりきるしかないです」と話していました。

日本の航空各社が運航するヨーロッパ便は現在4路線。

以前の8路線から半減しています。

運航時間が大幅に延び、パイロットの体調管理上、困難だとしてフランス・パリ行きの旅客便などの運航は再開できていません。

さらに、全日空日本航空の関係者によりますと、運航距離が延びたことでかさむ燃料費の問題も深刻で、今のところ各社は運賃を据え置いていますが、事態が長引けば、値上げも検討せざるをえないということです。

今後、新型コロナの感染拡大が収束に向かい各国との往来の規制が緩和された場合でも、気軽にヨーロッパを行き来できなくなるという懸念も出ていて、各社は少しでも燃料を節約しようと追い風に乗りやすいルートの開拓などを進めています。

#ブロック化#多極化

岸田総理大臣の特使としてポーランドに派遣された林外務大臣は、日本時間の2日午後0時半ごろ、政府専用機で現地に到着しました。

到着後、首都ワルシャワにある無名戦士の墓を訪れ、献花を行いました。

そして、日本時間の2日午後7時前から、ワルシャワを訪問中のウクライナのクレバ外相と会談しました。

冒頭、林大臣は、日本の子どもたちが描いた絵をクレバ外相に贈り「私たちはウクライナの人々とともにあることを伝えたい」と述べました。

会談で会談で、林大臣は、日本として軍事侵攻を続けるロシアへの制裁強化を図り、ウクライナからの避難民の受け入れを進めていることを説明しました。

これに対しクレバ外相は謝意を示し、引き続き、両国で緊密に連携していくことを確認しました。

続いて林大臣は、日本時間の午後8時半すぎから、ウクライナからの避難民が滞在している施設を訪問し、避難民や施設の担当者から直接、実情を聞き取っています。

政府は、希望する避難民は、大臣の帰国時に、政府専用機に乗せることにしていて、一連の日程で、受け入れのニーズや、入国後にどのような支援を望むかなどを把握したい考えです。
その後、日本時間の午後11時ごろからは、避難民の支援活動を行っているUNHCR=国連難民高等弁務官事務所などの国際機関や、NGO団体の関係者と意見交換を行う予定です。

林大臣は、3日はウクライナとの国境付近や、日本人の保護などにあたっている現地大使館の連絡事務所を視察するほか、4日には、ポーランドの政府要人と会談する方向で調整しています。

政府は、希望する避難民は、林大臣の帰国時に政府専用機に乗せることにしていて、一連の日程で、受け入れのニーズや入国後にどのような支援を望むかなどを把握したい考えです。

#反ロシア#対中露戦

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#外交・安全保障