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21日付けの北朝鮮朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、キム・ジョンウン総書記の祖父、キム・イルソン(金日成)主席が旧満州で、朝鮮人民軍の前身である朝鮮人民革命軍を創設してから、25日で90年となるのを前に、1面に長文の記事を掲載しました。

記事では、キム主席をたたえたうえで「革命の心臓部を狙った敵対勢力の策動が日増しに強まっている。団結力を千倍強化し、あらゆる挑戦を正面突破すべきだ」として、軍の最高司令官であるキム総書記への忠誠を呼びかけました。

一方、北朝鮮は21日、韓国との窓口機関にあたる祖国平和統一委員会のウェブサイトで談話を発表し、18日から韓国で行われているアメリカ軍と韓国軍の合同軍事演習を重ねて非難しました。

談話は、アメリカ軍が今月に入って原子力空母を日本海に展開し、海上自衛隊と共同訓練を実施したことにも言及して「今回の合同演習の侵略的性格をさらに際立たせている。朝鮮半島情勢は最悪の局面にある」と主張しています。

こうしたことから、北朝鮮が軍の記念日に合わせて、ピョンヤン中心部の広場で正規軍による軍事パレードを行い、最新兵器を誇示するという見方が強まっています。

アメリカの研究グループ「38ノース」は、最近撮影された北朝鮮の首都ピョンヤン周辺の衛星写真を分析した結果を公表しました。

それによりますと、今月17日の画像では、軍事パレードの予行演習が行われる、ピョンヤン郊外のミリム(美林)飛行場で、数千人規模の兵士や多くの車両が隊列を組んで行進しているように見え、軍事パレードに向けた準備が進められているということです。

また、18日に撮影されたピョンヤン郊外のスナン(順安)国際空港の滑走路付近の画像には、ミグ29戦闘機やスホイ25攻撃機など、軍用機22機のほか、ヘリコプター11機が並んでいるのが確認されたとしています。

さらに、同じ18日に、ピョンヤン中心部のキム・イルソン広場を撮影した画像では、楽団が演奏するためのものとみられる仮設の構造物が確認され、前回、去年1月の正規軍による軍事パレードの際と同じだと指摘しています。

研究グループは「軍事パレードは、今月25日の朝鮮人民革命軍の創設記念日に合わせて行われる可能性がある」と分析しています。

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