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FRBのパウエル議長は21日にワシントンで開かれた討論会に出席し、今後の金融政策の進め方について「もう少し速く動くべきで、5月の会合で0.5%の利上げを検討することになる」と述べました。

FRBは、インフレを抑制するため先月の会合で0.25%の利上げを決め、金融の引き締めへと転換しました。

一方、ロシアによるウクライナ侵攻の影響も加わってアメリカの先月の消費者物価が40年ぶりとなる8%台まで上昇するなど、インフレ圧力は高いままです。

このためパウエル議長としては、通常の2倍にあたる0.5%の利上げに言及し金融引き締めを加速させる意向を示した形です。

来月の会合では、FRBが持つ国債などの資産を圧縮する、「量的引き締め」と呼ばれる措置も決める可能性があります。

外国為替市場では、アメリカと日本の間の金融政策の方向性の違いを背景に金利差が拡大するという見方から急速に円安ドル高が進んでいて、FRBの政策の行方に関心が高まっています。

#FRB#金融政策