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韓国軍の関係者は、北朝鮮軍の戦闘機と爆撃機合わせて12機が6日午後、北朝鮮南西部の上空を、編隊を組んで飛行し、地上に向けて射撃訓練を行ったとみられると明らかにしました。

日米韓3か国が6日、日本海で行った共同訓練に対する反発ではないかという見方が出ています。

韓国軍の関係者によりますと、北朝鮮軍の戦闘機8機と爆撃機4機の合わせて12機が、6日午後2時ごろから1時間余りにわたって、北朝鮮南西部のファンヘ(黄海)北道の上空を、編隊を組んで飛行し、地上に向けて射撃訓練を行ったとみられるということです。

12機は、韓国軍が独自に設定した北朝鮮軍機の動向を監視する「特別監視線」と呼ばれるラインを越えたため、韓国軍のF15K戦闘機など30機余りがスクランブル=緊急発進して警戒・監視にあたったということです。

北朝鮮は6日朝、首都ピョンヤン郊外から日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射したばかりで、軍関係者は北朝鮮軍機のこうした動きは異例だとしています。

日本海では6日、日米韓3か国が弾道ミサイルの発射を想定した共同訓練を行ったことから、韓国メディアは、これに対する反発ではないかという見方を伝えています。

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