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ギリシャ政府報道官は21日、欧州連合(EU)加盟国が来年3月までガスの使用量を15%削減するという欧州委員会の提案に反対すると述べた。

欧州委は20日、加盟各国が8月から来年3月までのガスの使用量を、2016年から21年の同時期の平均使用量から15%削減する自主目標を提案した。

ギリシャ政府報道官はギリシャ政府は、欧州委の提案に原則同意しない。われわれはガス価格、ガス供給に関する一連の案を提示しており、それを欧州の解決策として支持を求める」と述べた。

ギリシャは、EU内での電力卸売価格の上限設定やガスの共同購入などを提案している。

スペインも、協議なしに欧州委の提案を支持できないとしている。

ロシア国防省は21日、ウクライナ南部のオデーサ州で今月16日に行った空爆ウクライナ側の兵士600人以上を殺害したと発表するなど攻撃を続けています。

一方、ロシア軍が掌握を目指すウクライナ東部ドネツク州について、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は20日「ロシア軍は短期間の作戦休止のあと活発な地上攻撃を再開したが、意味のある前進がみられない」として戦況はこう着していると分析しました。

こうした中、ロシア軍による封鎖で黒海に面するウクライナの港から小麦などの輸出が滞っている問題をめぐって、ロシアとウクライナが仲介役のトルコと国連を交えて交渉を続けています。

トルコのチャウシュオール外相は21日「数日中にもいいニュースが出せると期待している」と述べたほか、カルン大統領首席顧問もツイッターで「世界の食料安全保障に重要な穀物輸出の署名式は22日、イスタンブールで開催され、国連のグテーレス事務総長とロシア、ウクライナの代表団が参加する」としていて協議は大詰めを迎えているとみられます。

また国連の副報道官は会見で、グテーレス事務総長が21日からトルコのイスタンブールを訪問すると発表し仲介の取り組みの一環だと説明しました。

一方で合意については「状況はやや流動的なため、いつ、どのような署名が行われるのかは現段階では言えない」と述べるにとどめています。

ロシア外務省のルデンコ次官は21日「ビデオ形式で協議は続き、関係者は建設的に取り組んでいる。近い将来、合意に達すると願っている」と述べましたが「ロシアの穀物の問題も解決されるべきだ」としてロシア産の農産物の輸出についても制限措置の解除が必要だと主張しています。

協議ではそれぞれの主張に隔たりも残っているとみられ、世界的に食料価格が高騰する中、事態の打開につながるか注目されます。

ロシア軍による封鎖でウクライナの港から小麦などの輸出が滞っている問題をめぐって、両国がトルコと国連を交えて行っている協議は、大詰めを迎えているとみられ、トルコのカルン大統領首席顧問は「穀物輸出の署名式は22日、イスタンブールで開催される」とツイッターで明らかにしました。

これについてウクライナのゼレンスキー大統領は、21日に公開したビデオメッセージで「あす、海上封鎖についてトルコからのよいニュースを期待する」と述べ、協議の成果に期待を示しました。

ただ、国連の副報道官は会見で「状況はやや流動的なため、いつ、どのような署名が行われるのかは現段階では言えない」と述べるにとどめているほか、ロシア外務省のルデンコ次官はロシア産の農産物の輸出制限の解除が必要だと主張していて世界的に食料価格が高騰する中、事態の打開につながるのか、注目されます。

こうした中、ロシア軍は、掌握を目指す東部ドネツク州やハルキウ州で攻撃を続けています。

ウクライナの非常事態庁によりますと、21日、ドネツク州のクラマトルシクで現地の学校が砲撃を受け1人が死亡、2人ががれきの下に取り残されているということです。

一方、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は21日、「ロシア軍は地上攻撃に成功しておらず、スロビャンシクなどを掌握することなく失速を迎える」という分析を発表し、ロシア軍の進軍が鈍っているという見方も出ています。

ロシアのプーチン大統領は21日、サウジアラビアムハンマド皇太子と電話会談し、石油輸出国機構(OPEC)およびロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の枠組みにおける協力強化の重要性を巡り討議したと、ロシア政府が発表した。

ロシア政府は、会談では「世界の石油市場の現状を精査し、OPECプラスの枠組みにおいて協力を深めることが重要であると明確にした」とし、「OPECプラス参加国が世界のエネルギー市場に必要な均衡と安定を維持するために一貫してその義務を果たしている」ことも確認されたとした。

また、プーチン大統領ムハンマド皇太子は貿易や経済関係の拡大について協議したほか、シリア情勢についても意見交換を行ったという。

バイデン米大統領も先週サウジを訪問し、ムハンマド皇太子と会談しており、ロシアのウクライナ侵攻によって世界のエネルギー市場が混乱する中、サウジが米・ロシア両国にとって重要な位置付けにあることが浮き彫りとなった。

OPECプラスは6月の会合で追加増産を決定。関係筋によると、米国の要求を受けて増産の根回しを進めていたサウジがロシアの同意を確保するため積極的な働きかけをしていたというサウジによる「陰の外交努力」があったという。

ロシア外務省のザハロワ報道官は21日、欧州連合(EU)の新たな対ロ制裁措置は世界の安全保障と経済に「破滅的な影響」を与えると批判した。

EUは20日にブリュッセルで開いた外交官会議で、ウクライナに侵攻しているロシアへの制裁第7弾で合意した。ロシア産金の輸入禁止やロシア最大手銀行ズベルバンクの資産凍結、ウクライナでの戦争の責任を負う個人や企業のブラックリストへの追加などが含まれる。

ザハロワ氏は「EUの制裁が世界経済と安全保障の様々な分野に与える壊滅的な影響が一段と明白になっている」と批判した。

EUが食糧安全保障を確保するために制裁の一部緩和を提案したことを取り上げ、ロシアはこれが穀物輸出再開に向けた条件を作り出すことを望んでいるとした。その上で「残念ながらEUの表明した意図と実際の行動には大きな隔たりがある」と語った。

欧州連合(EU)欧州委員会が提案した来年3月までガスの使用量を15%削減する目標の設置に対し、加盟27カ国のうち少なくとも12カ国がこの提案に懸念を示したことが分かった。20日の会合に参加した5人のEU当局者がロイターに語った。

欧州委は20日にこの案を提案した。これは自主目標だが、欧州委は、域内で深刻なガス不足が生じる可能性がかなり高いと判断した場合、この目標を義務化することもできる。

この提案には加盟国の過半数の賛成が必要なため、実現が危ぶまれている。

ギリシャポルトガルの政府関係者からはすでに反対の声が上がっている。

ハンガリーのシーヤールトー外相は21日、モスクワでロシアのラブロフ外相と会談し、ロシア産天然ガスの追加購入を打診した。ラブロフ外相はこの要望を検討すると応じた。

ハンガリー欧州連合(EU)加盟国だが、ウクライナ侵攻以降もロシアと「現実的な関係」を維持しており、EU内でも摩擦が起きている。約85%をロシア産ガスに依存するハンガリーは、EUのロシア産ガス禁輸措置に反対している。

シーヤールトー氏は記者会見で、ハンガリーは安定供給を確保するため、既存のロシア国営ガスプロム との15年の長期供給契約に加えて、さらに7億立方メートルのガスが必要だと表明。追加購入についてロシアと協議中であることを明らかにした。

ラブロフ氏も記者会見で、ハンガリーからのガス追加購入の要請を検討すると述べた。

英国の対外情報機関、秘密情報部(MI6)のムーア長官は21日、ウクライナ侵攻を続けるロシア軍は今後数週間のうちに何らかの形で作戦を休止し、ウクライナに重要な反撃機会を与える可能性が高いとの見解を示した。

コロラド州で開催されたアスペン安全保障フォーラムで講演した。

同長官は、ウクライナ戦争でこれまでに約1万5000人のロシア軍兵士が死亡したとの推計を発表。これは「おそらく控えめな推計値」だとした。

その上で、今後数週間でロシア軍は人員や物資の供給に一層困難をきたすと予想。「何らかの形で一時停止せざるを得なくなり、ウクライナに反撃の機会を与えることになる」とした。

プーチン大統領の健康状態については「深刻な健康状態に陥っているという証拠はない」と答えた。

ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、戦況を好転させロシアに大きな損害を与えることができるとの見方を示した。

軍の上級指揮官との会議後に演説し、最新兵器の供給が議題になったと説明。ロシアへの攻撃を強める必要があると強調した。

また「われわれの部隊が戦場で前進し、占領者に新たな著しい損失を与える強い可能性を持っているという認識で一致した」と述べた。

ウクライナは西側の兵器、特にここ数週間に配備を進めている米国のハイマースなど長距離ミサイルによって反撃が可能になり、領土を奪還できることを期待している。

ゼレンスキー氏は、東部ハリコフが21日にロシアの砲撃を受け、3人が死亡したと指摘。「こうしたロシアの攻撃の一つ一つがウクライナにハイマースや他の効果的な最新兵器をさらに提供する論拠になる。これらの攻撃は侵略者を倒すというわれわれの願いを強めるだけで、それは確実に起こるだろう」と述べた。

ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、自身の健康状態に関する報道はロシアのハッカー集団によるフェイクニュースだと述べた。インスタグラムに動画を投稿した。

これに先立ち、ウクライナのメディア企業は、ハッカーサイバー攻撃を通じてゼレンスキー大統領の健康状態に関するフェイクニュースをラジオ局で流したと発表した。

ゼレンスキー大統領は、自身が「深刻な健康状態」のために集中治療室(ICU)に入っており、ウクライナ政府がコントロールを失っているとのフェイクニュースをロシアが流したと指摘。ただ「私はオフィスにいる。今ほど気分がいいことはない」と述べた。

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