米 6月個人消費支出 前年同月比で6.8%上昇 約40年ぶり伸び率 #nhk_news https://t.co/VChzfvEXcU
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年7月29日
アメリカ商務省が29日発表した先月の個人消費支出の物価指数は、前の年の同じ月と比べて6.8%の上昇となりました。
ガソリン価格の高騰などが主な要因で、伸び率は1982年1月以来、およそ40年半ぶりの大きさです。
さらに、価格変動の大きいエネルギーと食品を除いた指数も4.8%上昇しました。
5月と比べても0.6%の上昇となり、幅広い分野で記録的なインフレが続いていることが、改めて浮き彫りになりました。
アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は、個人消費支出を、インフレの実態を見極める指標として重視しています。
市場では、今後急ピッチの利上げによって景気が減速し、利上げのペースが緩められるのでないかという見方も出ていますが、FRBが注目する今回の指標は、引き続きインフレの強さを示していて、今後の利上げの判断に与える影響が注目されます。
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