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アメリカ商務省が29日発表した先月の個人消費支出の物価指数は、前の年の同じ月と比べて6.8%の上昇となりました。

ガソリン価格の高騰などが主な要因で、伸び率は1982年1月以来、およそ40年半ぶりの大きさです。

さらに、価格変動の大きいエネルギーと食品を除いた指数も4.8%上昇しました。

5月と比べても0.6%の上昇となり、幅広い分野で記録的なインフレが続いていることが、改めて浮き彫りになりました。

アメリカの中央銀行にあたるFRB連邦準備制度理事会は、個人消費支出を、インフレの実態を見極める指標として重視しています。

市場では、今後急ピッチの利上げによって景気が減速し、利上げのペースが緩められるのでないかという見方も出ていますが、FRBが注目する今回の指標は、引き続きインフレの強さを示していて、今後の利上げの判断に与える影響が注目されます。

#経済統計