イラン核合意めぐる協議 イラン要求撤回で前進も予断許さず #nhk_news https://t.co/A6O94P2wyV
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年8月23日
イラン核合意はイランが核開発を制限する見返りに国際社会が制裁を解除するもので、アメリカとイランは立て直しに向けて、EU=ヨーロッパ連合などを仲介役として間接協議を行っています。
協議ではイランが自国の精鋭部隊・革命防衛隊について、テロ組織の指定を解除するよう求めたのに対し、アメリカは応じないなど、こう着状態に陥ったため、仲介役のEUが今月8日「最終案」だとする妥結案を双方に提示しました。
こうした中、アメリカ国務省のプライス報道官は22日、記者会見で「最新の文書からはイランの要求は取り下げられていた。2週間前よりも妥結に近づいた」と述べ、イランがテロ組織指定の解除を求める要求を撤回したことから、妥結に向けて前進したとの認識を示しました。
一方でプライス報道官は「立場の違いは残っており、協議の行方は分からない」とも述べ、このまま妥結に向かうのか、依然、予断は許さない状況です。
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