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イラン核合意は、▽イランが核開発を制限する見返りに、▽国際社会が制裁を解除するもので、アメリカとイランが立て直しに向け間接協議を進めていて、8月、仲介役のEUヨーロッパ連合が「最終案」だとする妥結案を双方に提示しました。

こうした中、アメリカと同盟関係にあり、イランと敵対するイスラエルガンツ防相は26日、ホワイトハウスで安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官と会談しました。

イスラエルの発表によりますと、ガンツ防相は会談の中で、核合意に反対する立場を直接、伝えるとともに、イランへの武力攻撃も辞さない構えを示しました。

一方、ホワイトハウスの発表によりますと、サリバン補佐官はイスラエルの安全に対するバイデン大統領の関与は揺るぎないと強調したということです。

イラン核合意をめぐっては、アメリカは安全保障上の利益だとしていますが、イスラエルは、イランの核開発を制限できないと強く反対していてイスラエルの立場が今後の協議にどのような影響を及ぼすのかも焦点です。

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