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韓国軍の合同参謀本部は、北朝鮮が29日夜、西部のピョンアン(平安)南道スンチョン(順川)付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射したと発表しました。

飛行距離はおよそ350キロ、高度は50キロ余りで、音速の5倍にあたるマッハ5で飛行したということです。

スンチョン付近では、2019年に北朝鮮が「超大型ロケット砲」と呼ぶ短距離弾道ミサイル2発が発射されていて、韓国の通信社、連合ニュースは、飛行距離や高度などの特徴から同じミサイルの可能性があると伝えています。

北朝鮮は今月、短距離弾道ミサイルを、25日に1発、28日は2発、発射していて、弾道ミサイルなどの発射はことしに入って21回と、異例の高い頻度で繰り返されています。

こうした中、29日に韓国を訪問したアメリカのハリス副大統領は、南北を隔てる非武装地帯を視察したあと「北朝鮮には残忍な独裁政権と人権侵害、そして非合法な兵器開発プログラムがある」と北朝鮮を厳しく非難していて、2日連続での発射の背景には北朝鮮側の強い反発があるとみられます。

日本海では30日、日米韓3か国の共同訓練が行われる予定で、北朝鮮によるさらなる挑発への警戒が続いています。

韓国の国会で多数を占める野党「共に民主党」は、先週、アメリカやイギリスなどを訪れたユン・ソンニョル大統領の外交面での不手際が相次いだなどとして、外交トップであるパク・チン外相の解任決議案をおととい提出しました。

理由として、ユン大統領が、
アメリカ訪問の際にアメリカ議会の議員を指して「この野郎」などと暴言を吐いたとされる問題や、
▽イギリスのエリザベス女王国葬に出席した一方、ひつぎが安置されていたウェストミンスターホールを弔問しなかったことなどを挙げ「『外交惨事』であり、国家の品格国益を損なった」としています。

決議案は今夜、国会の本会議で採決され、与党「国民の力」の議員が退席する中、賛成多数で可決されました。

ただ、法的拘束力はなく、ユン大統領は「パク外相は卓越した能力の持ち主だ」と述べていて、韓国メディアはパク外相が今後も職務を続ける可能性が高いと伝えています。

与党側は、解任決議案について「議会における暴挙だ」と激しく批判していて、支持率の低迷にあえぐユン政権への反発を強める野党との間で対立が深まっています。

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