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G20サミット=主要20か国の首脳会議に出席するためインドネシアを訪れている中国の習近平国家主席と韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領が会談し、韓国側は挑発を続ける北朝鮮に自制を求めるため、中国の建設的な役割に期待を示しました。

およそ3年ぶりとなる対面での中韓首脳会談は15日夕方、G20サミットが開かれているインドネシアのバリ島で25分間にわたって行われました。

会談で中国の習近平国家主席は「中国と韓国は地域の平和と世界の繁栄に重要な責任があり、両国関係を維持・強化し、発展させたい」と述べました。

これに対し、韓国のユン・ソンニョル大統領は「コミュニケーションを緊密にして両国関係を成熟したものにするため、協力していきたい」と述べました。

韓国側の発表によりますと、会談でユン大統領は、弾道ミサイルの発射など挑発を繰り返す北朝鮮に自制を求めるため、中国のより積極的で建設的な役割に期待を示したのに対し、習主席は、韓国が北朝鮮との関係改善に積極的になることを望むと述べたということです。

一方、中国側の発表によりますと、習主席は、アメリカが同盟国などとの間で経済的な連携を強化していることを念頭に「経済協力の政治問題化に反対する。真の多国間主義をともに実践しよう」と述べ、韓国側をけん制する一幕もあったということです。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は16日、日本に対する論評を出しアメリカと南の核先制攻撃演習など危険千万な軍事的策動に全面的に加担している」と非難しました。

そのうえで、先月4日に日本の上空を通過させる形で発射された弾道ミサイルについて「朝鮮半島の不安定な情勢に対処し、敵に送る警告だ」と改めて強調し「この警告が実際の結果につながるかどうかは、日本をはじめ敵対勢力の態度次第だ」とけん制しました。

このほか論評は、北朝鮮による11月3日の弾道ミサイルの発射に際して、日本でJアラート=全国瞬時警報システムが出されたことにも言及し「正常な兵器開発計画に従った弾道ミサイルの発射を、事実と異なる誤った方向に導いた」と主張しました。

北朝鮮をめぐっては、日米韓3か国が13日の首脳会談で、異例の頻度で繰り返されている弾道ミサイルの発射を非難するとともに、安全保障協力を進めていくことなどで一致したばかりで、北朝鮮は3か国の連携に警戒を強めているとみられます。

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