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イランでは先月、スカーフのかぶり方が不適切だとして逮捕された22歳の女性が死亡したことをめぐり、警察官による暴行が原因だとして抗議するデモが散発的に続いています。

これについて最高指導者のハメネイ師は、3日に行った演説で初めて言及し、若い女性が亡くなったのはつらい出来事で心を痛めているが、銀行や車に火をつけたり治安を乱したりするのは普通の反応ではない。アメリカとイスラエルが暴動を計画したと断言する」と一方的に主張しました。

そのうえで、ハメネイ師は「司法当局は破壊行為などへの関わり方に応じて罰するべきだ」と述べ、デモの参加者を厳しく取り締まる姿勢を強調しました。

今回のデモでは、イラン各地の大学などを中心に治安当局との衝突が相次いでいて、国営メディアによりますと、これまでに41人が死亡したということですが、人権団体は、実際の死者数はそれを上回ると指摘していて、取り締まりが強化されれば犠牲者がさらに増えることも懸念されます。

イラン各地で抗議のデモ隊と治安当局の衝突が相次いでいることについて、アメリカのバイデン大統領は3日「平等な権利と基本的な尊厳を求める平和的な抗議活動に対して、暴力的な取り締まりが行われていることを深く懸念している」とする声明を発表しました。

さらに「イラン政府は何十年もの間、人々の基本的な自由を否定し、何世代にもわたる人々の望みを脅しや暴力の手段で抑え込んできた。アメリカは勇敢なイランの女性やすべての市民とともにある」として、抗議デモを取り締まる当局者に対し、今週中にさらなる制裁を科すことを明らかにしました。

イランでの衝突をめぐってバイデン政権は先月、イランで風紀を取り締まる警察とその幹部などに対して、資産を凍結する制裁を科しています。

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サウジアラビア人記者が2018年に殺害された事件に関して、関与が指摘されるサウジのムハンマド皇太子の弁護士は3日、皇太子が先週首相に任命されたことから訴追を免除されるべきだと主張した。

著名な記者のカショギ氏は18年、トルコのイスタンブールのサウジ総領事館でサウジ当局者らに殺害された。米中央情報局(CIA)は、皇太子の関与を指摘した。

皇太子は当初、事件への関与を否定したが、その後、間接的に計画性を認めた。

サウジのサルマン国王は先月27日、内閣改造を実施し、息子のムハンマド皇太子を首相に任命した。

皇太子の弁護士らはワシントンの連邦地方裁判所に対して、米国が他国元首の訴追を免除した例を引用し、皇太子が訴追を免除される権利があると主張した。

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