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19日付けの北朝鮮朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、18日に行われた新型のICBM大陸間弾道ミサイル級の「火星17型」の発射実験について報じた中で、キム・ジョンウン総書記が「愛するお子様とご夫人とともに科学者や戦闘員たちを鼓舞してくださった」として、立ち会ったキム総書記に同行した娘の写真を掲載しました。

写真では、白い上着を着て赤い靴をはいた女の子がキム総書記と手をつないで「火星17型」を背景に歩く様子や、キム総書記とリ・ソルジュ(李雪主)夫人の間にはさまれる形で立っている姿が確認できます。

キム総書記の子どもが北朝鮮のメディアに登場したのは、これが初めてです。

韓国の情報機関は、キム総書記には、2009年に結婚したリ夫人との間に息子と娘の合わせて3人の子どもがいるという見方を示しています。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は19日、金正恩朝鮮労働党総書記が18日のミサイル発射実験に娘を同行させたと伝えた。正恩氏の娘について公式に報じられるのは初めて。

KCNAは娘の名前を伝えていないが、白いコートを着た少女が正恩氏と手をつなぎ、ミサイルを見ている写真などを公開した。

シンクタンク、スティムソン・センターの北朝鮮専門家、マイケル・マッデン氏は「正恩氏の娘が公の場で確認されるのは初めてだ」とし、「このような形で娘を公の場に出すことは非常に重要な意味を持ち、正恩氏のある種の安心感を表している」と述べた。

また「彼女が指導部入りするための教育や訓練を受けることを示している。中央指導部の地位に就くための準備かもしれないし、叔母のように顧問や舞台裏のプレーヤーになる可能性もある」と指摘した。

専門家によると、正恩氏には女の子2人と男の子1人の3人の子どもがいるとみられている。

19日付けの北朝鮮朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、キム・ジョンウン総書記の立ち会いのもと、新型のICBM大陸間弾道ミサイル「火星17型」の発射実験が18日、ピョンヤン国際空港で行われたと伝えました。

この中で、「火星17型」について「最高高度6040.9キロまで上昇し、999.2キロを、1時間8分55秒飛行した」としたうえで、日本海の公海上の予定した水域に正確に着弾したとしています。

また紙面には、片側11輪の移動式発射台からミサイル1発が炎を吹き出しながら上昇していく写真が掲載されています。

キム総書記は、アメリカの核戦力などで同盟国を守る「拡大抑止」の強化などを非難したうえで、「敵が威嚇を続けるならば、核には核で、正面対決には正面対決で応える」と述べ、アメリカや韓国などへの対決姿勢を強調しました。

北朝鮮が18日にICBM大陸間弾道ミサイル級のミサイルを発射したことをめぐり、国連の安全保障理事会では、対応を協議する緊急会合が21日に開催されることになりました。

緊急会合を要請したアメリカの国連代表部は声明を出し、「ICBMの発射を含む北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射を強く非難する。安保理は、ますます無謀で不安定な行動をとっている北朝鮮に対処しなければならない」としています。

北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、首都ピョンヤン郊外の国際空港で新型のICBM大陸間弾道ミサイル級の「火星17型」の発射実験がきのう行われ、日本海の公海上の予定した水域に正確に着弾したと、19日伝えました。

最高高度は6040.9キロに達し、999.2キロを1時間8分55秒で飛行したとしています。

「火星17型」は、北朝鮮保有する弾道ミサイルの中では最大で、射程は1万5000キロを超えてアメリカ全土を射程に収める可能性があり、発表では「世界最強の戦略兵器としての威力ある性能が検証された」として成果を誇示しました。

公開された写真では、片側11輪の移動式発射台から発射された「火星17型」が、4つあるノズルから炎を吹き出しながら上昇する様子が確認できます。

立ち会ったキム・ジョンウン総書記はアメリカと敵対勢力の軍事的脅威が露骨になっている情勢で、われわれは圧倒的な核抑止力の向上を加速させる」と述べ、アメリカなどに対抗して核・ミサイル開発をさらに推し進める姿勢を強調しました。

北朝鮮が発射した新型のICBM大陸間弾道ミサイルだとする「火星17型」について、ミサイルの専門家で未来工学研究所の西山淳一研究参与は「公開された写真を見るかぎり、3月に公開された『火星17型』だとするものとほとんど同じように見える。試験を重ねて着実に進んでいるということだろう」と述べ、北朝鮮が発射を繰り返し、ミサイルの性能を向上させているとの見方を示しました。

そのうえで発射の目的について「このミサイルが本当に運用できるかどうかの試験を何回かやるうちの一回だと思う。また、ミサイルの能力をロフテッドで示すことでアメリカに十分届くことを見せると同時に、何度も同じことができるのだと示しているのではないか」と指摘しています。

そして、北朝鮮の今後の出方について「実戦配備に向けて北朝鮮が欲しいのは弾頭の能力であり、核弾頭をこのミサイルに搭載できるかどうか、それがこれからの目指す方向だろう」と述べ、7回目の核実験も含め、核・ミサイル開発を加速させるだろうとの見方を示しました。

北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、キム・ジョンウン金正恩)総書記の立ち会いのもと18日に行われた新型のICBM大陸間弾道ミサイル級の「火星17型」の発射実験の映像をさきほど、午後3時から放送しています。

北朝鮮は18日、首都ピョンヤン郊外から日本海に向けて新型のICBM大陸間弾道ミサイル級の「火星17型」1発を発射し、最高高度がおよそ6000キロに達したあと、日本のEEZ排他的経済水域の内側に落下したとみられています。

これに対抗して、韓国軍の合同参謀本部は19日、アメリカ軍と共同で空軍による訓練を行ったと発表しました。

訓練には、北朝鮮が警戒するアメリカ軍のB1爆撃機が参加し、これを護衛する形で、韓国空軍のF35A戦闘機とアメリカ空軍のF16戦闘機が編隊を組んで飛行したということです。

今回の北朝鮮の発射をめぐっては、18日も韓国空軍のF35A戦闘機がミサイルの移動式発射台の模型に向けて精密誘導弾を発射するとともに、アメリカ空軍のF16戦闘機と編隊を組んで飛行する対抗措置を取ったばかりです。

韓国軍は「韓米両国は緊密な協力のもと、有事の際に敵の挑発に対応できる能力を持続的に向上させていく」としていて、2日連続の対抗措置を通じて強固な米韓同盟をアピールし、北朝鮮を強くけん制するねらいがあるとみられます。

共同訓練を行ったのは、航空自衛隊のF2戦闘機5機と、アメリカ空軍のB1爆撃機2機の合わせて7機です。

防衛省によりますと19日午後、九州北西の上空で戦術訓練を行ったということで、2機の爆撃機の周囲で航空自衛隊の戦闘機が編隊を組んで飛行している写真などを公表しました。

北朝鮮は18日、ICBM大陸間弾道ミサイル級のミサイルを発射し日本のEEZ排他的経済水域の内側に落下させるなど、かつてない頻度で発射を繰り返しています。

防衛省は今回の日米共同訓練について「安全保障環境がより厳しさを増す中、あらゆる事態に対処する自衛隊アメリカ軍の即応態勢を確認した」などとしています。

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