EU、抗議デモ弾圧でイランに制裁 無人機の対ロ供給巡り警告 https://t.co/PjA2DuMo9x
— ロイター (@ReutersJapan) 2022年10月17日
欧州連合(EU)外相は17日の理事会で、イラン人女性マフサ・アミニさん(22)が死亡した事件を巡り、デモ隊に対する弾圧に関与した個人11人と4団体に対し渡航禁止と資産凍結を課すことで合意した。一方、一部の外相はイラン製無人機のロシア向け供給を巡りイランに対する制裁措置を要請した。
EUの外相に当たるボレル外交安全保障上級代表はツイッターで「マフサ・アミニさんの死と平和的抗議活動への暴力的弾圧に責任のあるイランの人々に対する措置を実施することをきょう全会一致で決定した」と述べた。
一方、イラン製無人機のロシア向け供給について、ボレル氏は理事会後の記者会見で「われわれは、ドローンの使用について非常に注意深く観察している。証拠を集めており、自由に使える手段で対応する用意がある」と指摘。エストニアのレインサル外相は、ロシアがここ数週間でイラン製無人機を使って攻撃しているとのウクライナ政府の報告を真剣に受け止めるべきであり、制裁措置は「直ちに実施されるべき」と述べた。
フランスとドイツも無人機に関する新たな制裁が必要だと考えており、無人機供給は国連安全保障理事会の決議違反と見なすべきだとした。
EU高官2人によると、無人機供給についてEUはイランに対して新たな制裁を課す方向に進む可能性はあるが、17日は具体的な決定はなかったという。
#反ロシア#対中露戦
#中東
対中関係を見直しへ、経済依存度低下を=ボレルEU上級代表 https://t.co/wgECBuIJEi
— ロイター (@ReutersJapan) 2022年10月18日
欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は17日、欧州連合(EU)は中国を競合相手として認識し、経済面での依存度を下げるべきとの認識を示した。EUは対中関係を微調整する方針だという。
同氏は記者団に対し、中国はEUにとってパートナーというよりも競合相手としての性質がより顕著になったと指摘。欧州はロシア産ガスへの依存度が高くエネルギー供給にぜい弱さを抱えていることを念頭に、その二の舞とならないために技術や重要原材料のサプライチェーンを多様化し、中国への依存度も下げるべきだとした。
EUは20日から2日間の日程で欧州理事会を開催する予定。対中関係も議題となる。
#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制
UAE、EU代表呼び出し ボレル氏発言「差別的」と説明要求 https://t.co/kLr8PTl1oF
— ロイター (@ReutersJapan) 2022年10月18日
アラブ首長国連邦(UAE)は17日、欧州連合(EU)代表部の代表代行を呼び出し、ボレルEU外交安全保障上級代表による先週の発言が人種差別的だったとして説明を求めた。
ボレル氏はベルギーに創設された欧州外交アカデミーでの発言で、欧州を「庭園」と呼び、世界の大部分は「庭園に侵入しかねないジャングル」と表現。
「庭師は庭の手入れをすべきだが、壁を作ることで庭を守るのではない。ジャングルの侵入を防ぐために小さな庭を高い壁で囲んでも解決にはならない。なぜならジャングルは成長力が強く、壁の高さは常に不十分になるからだ」などと述べていた。
UAEの国営首長国通信(WAM)によると、同国外務省はこの発言について「不適切かつ差別的」で、「世界中で不寛容と差別の風潮を悪化させる」と指摘した。
通信社EFEによると、ボレル氏は17日の記者会見で、自身の発言が差別的、もしくは植民地主義的だったとの見方を否定。「フォートレス(要塞)ヨーロッパ」の考え方を拒否し、学生らに世界との関わりを促す意図だったと釈明した。
スウェーデン 中道右派連立政権が発足 寛容な移民政策見直しへ #nhk_news https://t.co/9qkixmVvOL
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年10月18日
スウェーデンの議会は17日、9月の総選挙で第3党となった中道右派・穏健党のクリステション党首を、新たな首相に選びました。
クリステション首相は同じ中道右派の2つの党と連立政権を組むことを明らかにしていて、社会民主労働党を中心とする中道左派から8年ぶりの政権交代となりました。
新政権は、総選挙で第2党に躍進したスウェーデン民主党の閣外協力を得ることで合意しています。
スウェーデン民主党は移民の増加によって治安や福祉が脅かされているなどと主張していて、今月14日の連立協議のあと会見したオーケソン党首は「政権交代が、移民政策に関する考え方の転換につながることが極めて重要だ」と述べ、受け入れる難民の数を大幅に減らすことを求めました。
スウェーデンは、ヨーロッパ諸国の中でも中東やアフリカなどからの移民や難民を積極的に受け入れる政策を長年とってきましたが、クリステション首相もスウェーデン民主党と緊密に協力する方針を明らかにしていて、移民政策の見直しを進めるものと見られます。
#EU