https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

国際的な人権規約に基づいて、各国の人権状況を審査している国連の委員会は、3日、日本国内の状況についての勧告を公表しました。

このなかで日本の出入国在留管理庁の施設において、2017年から去年までの5年間に3人の収容者が死亡したことを挙げ「施設内の医療状態が劣悪だという憂慮すべき報告がある」と懸念を示しました。

そのうえで、入管の施設内でも適切な医療へのアクセスを確保するなど、施設内の対応の改善をはかるよう勧告しました。

入管施設の対応をめぐっては去年、名古屋市にある入管施設でスリランカ人の女性が体調不良を訴えたあと亡くなり、遺族が国に賠償を求める訴えを起こしています。

また、委員会は勧告の中で日本政府に対し、国内の人権を保護するため国際的な基準にそった独立した人権救済機関を早期に創設することも求めています。

スイスのジュネーブで開いた記者会見で、委員会の担当者は「日本政府は外国人が不当な扱いを受けないよう、あらゆる適切な措置をとるべきだ」と改善を訴えました。

葉梨法務大臣閣議のあとの記者会見で「人権救済制度は、従来、わが国においても議論のあるところで、不断の検討をしている段階だ。国連の勧告はしっかり受け止めるが、現段階では、個別法によるきめ細かな人権救済に対応していきたい」と述べました。

ロシア極東のサハリン沖で行われている石油と天然ガスの開発プロジェクト「サハリン1」をめぐり、プロジェクトに参画する日本の事業会社が、ロシア側が設立した新会社に参画する方針を決めたことが関係者への取材で分かりました。

サハリン1をめぐっては、先月14日、ロシア側が新会社を設立し、日本など外国の事業者は、設立から1か月以内に、株式の取得に同意するかどうかをロシア政府に通知する必要があるとされていました。

西村経済産業大臣は今月、政府や大手商社などが出資するこの事業会社のトップと会談し新会社への参画を前向きに検討するよう要請していました。

#反ロシア#対中露戦

d1021.hatenadiary.jp

#外交・安全保障