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イランで学生たちがアメリカ大使館を占拠した事件から43年となるのにあわせ反米集会が開かれました。

イランでは、スカーフのかぶり方をめぐり逮捕された女性が死亡したことをきっかけに各地でデモが続くなか、イラン政府の支持者が政権を批判するアメリカに反発しました。

イランでは1979年、親米の王政が打倒されて反米のイスラム体制が樹立されたあと、学生グループがアメリカ大使館を占拠し、400日以上にわたって外交官らを人質にとる事件が起き、両国が国交を断絶しました。

事件から43年となった4日、首都テヘランのかつてアメリカ大使館があった場所で反米集会が開かれました。

イランではことし9月、スカーフのかぶり方が不適切だとして逮捕された女性が死亡したことをきっかけに抗議デモが各地で続き、欧米各国はイラン政府の対応について市民を弾圧していると非難しています。

これに対し、反米集会に集まった人たちは、多くがイラン政府の支持者でアメリカの国旗を燃やすなどして政権を批判するアメリカに反発しました。

このうち28歳の男性は「アメリカは市民の自由だとか表現の自由だとか口ではよいことを言いますが、本当のねらいはイランの体制転覆です」と話していました。

イランでは各地で続く抗議デモに対する市民の意見は割れていて、国内の分断も浮き彫りになっています。

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