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バイデン大統領はG20=主要20か国の首脳会議などに出席するのを前に、11日にエジプトで開かれている「COP27」に参加して、日本時間の12日午前0時すぎに演説を行いました。

この中で、バイデン大統領は深刻化する洪水や干ばつなどに備えるために途上国が行う事業を支援する、国際的な基金への拠出を1億ドル、日本円でおよそ140億円に倍増することを明らかにしました。

また、強い温室効果があるとされるメタンについて世界全体で30%以上の削減を目指す必要があるとしたうえで、規制を強化することで国内の石油・ガス産業の排出量を2030年までに2005年と比べて87%削減すると表明しました。

さらにアメリカ国内でことし8月、気候変動対策に巨額の予算を投じる法律を成立させたと成果を強調し、この法律によって2030年までに国内の温室効果ガスの排出量を50%以下にするという目標を達成できるとアピールしました。

バイデン大統領は「気候変動がもたらす破局を回避し、クリーンエネルギーによる経済社会を実現することは私たちの現在と未来からみて重要なだけでなく人類の歴史からみても不可欠な使命だ」と述べ、世界全体で気候変動対策に取り組む重要性を訴えました。

南太平洋の島国、フィジー国連大使は「とてもパワフルで素晴らしい新たな約束だった。適応のための資金の倍増など多くの発表を歓迎する」と述べ資金支援の強化を評価しました。

バハマのフィリップ・デービス首相は「はっきりしたことはバイデン大統領は気候変動との戦いにおいて我々をリードしようとしていることです。ほかの大統領にこれほどの情熱はありません」と述べ、バイデン大統領のリーダーシップを評価していました。

また、アイスランドの代表団の女性は「大変なのは実行することで、表明したことをすばやく実行に移すよう願っています。アメリカには気候変動問題について、国内だけでなく世界にも目を向けてほしい」と、期待感を示していました。

アメリカで8日に行われた連邦議会などの中間選挙について、ABCテレビは、上院では定数100議席のうち、与党・民主党は48議席を確保する一方、野党・共和党は49議席を確保する見通しだと伝えています。

AP通信によりますと、残る3つの州のうち西部の2つの州では郵便投票の集計などが残っているため、開票作業がいまも続いていて、日本時間の12日午前4時現在でそれぞれの候補者の得票率は、ネバダでは推定の開票率が90%で、民主党の現職は48%、共和党の新人は49%、アリゾナ州では推定の開票率が78%で、民主党の現職は51%、共和党の新人は46%となっています。一方、南部ジョージア州は来月に決選投票が行われる予定です。

また下院について、AP通信民主党の194人、共和党の211人の当選が確実になったと伝えていますが、いずれも過半数218議席には届いておらず、開票開始から3日がたつ中、上下両院ともに大勢は判明していません。

アメリカの有力紙ワシントン・ポストは10日、共和党の獲得議席の見通しについて「220議席ほどだ」として、多数派は確保するものの、事前の予測よりも民主党との議席数の差はわずかになるとしたうえで、民主党が各地で善戦していることから「大勢判明にはまだ時間がかかる可能性がある」と伝えています。

接戦となっている米中間選挙ネバダ州上院選で、州内最大のクラーク郡の新たな集計結果が発表され、リードする共和党のアダム・ラクソルト候補と追う民主党現職のキャサリン・コルテズマスト議員の差が約800票に縮まった。

CNNのジョン・キング記者の分析によると、新たに報告された票のうち約66%がコルテズマスト氏に投じられたものだった。未集計票の大半はクラーク郡のものだという。

アメリカで8日に行われた連邦議会などの中間選挙で、ABCテレビは11日、議会上院について新たに西部アリゾナ州で与党・民主党の候補の当選が確実になったとして、民主党が49議席を確保する見通しになったと伝えました。

これに対して、野党・共和党は49議席を確保する見通しとなっています。

上院の定数は100で、主導権を握るために必要な議席数は、▽民主党は議長を兼務するハリス副大統領が1票を投じることができるため50議席、▽共和党過半数の51議席で、民主党は、あと1議席で上院の主導権を維持することになります。

残る2議席のうち、南部ジョージア州は来月、決選投票が行われることから、西部ネバダ州の勝敗の行方が当面の焦点となっています。

AP通信によりますと、ネバダ州では日本時間の12日午後2時現在で推定の開票率は94%、▽民主党の現職の得票率は48%▽共和党の新人は49%で両候補が激しく競り合っています。

一方、議会下院について、AP通信は、これまでに▽民主党の201人、▽共和党の211人の当選が確実になったと伝えていますが、いずれも過半数218議席には届いておらず、開票開始から3日がたつ中、上下両院ともに大勢は判明していません。

8日に投票が行われた米中間選挙は、アリゾナ州の上院選で、民主党の現職マーク・ケリー氏が共和党のブレーク・マスターズ氏に勝利した。

これで上院の議席数は民主党49議席共和党49議席となった。上院議長を兼務するカマラ・ハリス副大統領が決裁票を投じることができるため、民主党はあと1議席獲得すれば上院で多数派を維持できる。

上院選の結果は、ネバダジョージアの2州を残すのみとなった。

接戦となっているネバダ州では、リードする共和党のアダム・ラクソルト氏と追う民主党現職キャサリン・コルテズマスト氏の差が約800票に縮まった。ジョージア州では民主党現職のラファエル・ワーノック氏と共和党ハーシェル・ウォーカー氏の決着が、12月6日の決選投票に持ち越されることになった。

下院選は共和党が多数派奪還に近づいている。10日夜時点のエジソン・リサーチ予想によると、共和党は少なくとも211議席を獲得しているが、過半数の218議席に届いていない。民主党は199議席アリゾナ、カリフォルニア、ワシントンなどでまだ結果が出ていない。

去年1月のアメリ連邦議会議事堂への乱入事件をめぐっては、与党・民主党が主導する議会下院の特別委員会は先月、トランプ氏に召喚状を出し「おととしの大統領選挙の結果を覆すため、さまざまな画策をした証拠がある」などとして、今月14日前後に宣誓証言などに応じるよう求めています。

これに対し、トランプ氏は11日、南部フロリダ州の連邦地方裁判所に、証言を拒否するための訴えを起こしました。

訴状の中で、トランプ氏側は「大統領は在任中の行動について、議会または委員会で証言を強いられることを免除されている。召喚状は無効だ」などと主張しています。

アメリカのメディアは、8日行われた中間選挙で、仮に、野党・共和党連邦議会下院の多数派を確保した場合、特別委員会は解散に追い込まれる可能性があると指摘し、今回の提訴は、トランプ氏側が法廷闘争に持ち込むことで、時間を稼ぐねらいがあるのではないかとの見方を伝えています。

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