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新型コロナの影響やウクライナ情勢を背景に、国際的に物流網が混乱するケースが出たことを受けて、国土交通省は、日本と海外を結ぶ新たな物流ルートの構築に乗り出します。

コロナ禍から経済活動が再開する過程で、コンテナ船の輸送で混乱が起きたり、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、航空便がロシア上空をう回して飛行したりするなど、従来のルートでの輸送が滞る事態が相次いでいます。

こうしたことから、国土交通省は、混乱が起きた際に備えて、別のルートを確保するための実証事業に乗り出します。

公募によって企業を選び、ことし3月から7月にかけて、日本とヨーロッパやアメリカを結ぶ、従来とは異なるルートで輸送を行い、時間やコスト、それに必要な手続きを検証します。

コンテナ船が滞留して混乱が起きたアメリカ西海岸の港に代わって、カナダやメキシコの港を経由して輸送するルートや、ウクライナ情勢を受けて、ヨーロッパとの間を、中国経由の鉄道で結ぶルートなどを想定しています。

国土交通省で国際物流を担当する大坪弘敏参事官は「1か所で停滞しても、ほかのルートがあれば、長期間のサプライチェーンの断絶は起きにくい。あらかじめさまざまな選択肢を確保していきたい」と話しています。

ウクライナ情勢をめぐり、ロシアのプーチン大統領と親交があった森元総理大臣は東京都内で開かれた会合で、ウクライナ支援に力を入れる日本政府の外交姿勢に疑問を呈した上で、「ロシアが負けることは考えられない」と指摘しました。

この中で森元総理大臣は、日本とロシアとの関係について「せっかく積み立ててここまで来ているのに、こんなにウクライナに力を入れてしまっていいのか」と述べ、日本政府の外交姿勢に疑問を呈しました。

その上で「ロシアが負けるということは、まず考えられない。そういう事態になれば、もっと大変なことが起きる」と指摘しました。

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森元総理大臣「プーチンだけが批判されて、ゼレンスキーは全く何にも叱られないのはどういうことなのか」「このままやっていけば核を使うということになるのかもしれません」「こういう事態になったら戦争は収めなければならず、その役は安倍元総理大臣だと思っていたが、残念だ。しかし、岸田総理大臣はアメリカ一辺倒になってしまった」

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