https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

岸田総理大臣と中国の習近平国家主席の会談は、日本時間の今夜8時45分ごろからおよそ40分間行われました。

冒頭、まず、中国の習近平国家主席が、「両国関係の重要性は変わっていないし、今後も変わることはない。私はあなたとともに政治家としての責任を果たし、戦略的な観点から両国関係の大きな方向性を把握して新しい時代の要求にあった両国関係を構築したい」と述べました。

岸田総理大臣は「日中関係は、さまざまな協力の可能性とともに、多くの課題や懸案にも直面している。同時に日中両国は、地域と国際社会の平和と繁栄にとって共に重要な責任を有する大国だ。『建設的かつ安定的な日中関係』の構築を双方の努力で加速していくことが重要でありそのための率直な意見交換を行うことを楽しみにしている」と述べました。

会談で、岸田総理大臣は、沖縄県尖閣諸島を含む東シナ海情勢に加え、ことし8月に、中国が日本のEEZ排他的経済水域を含む日本の近海に弾道ミサイルを発射したことなど日本周辺の軍事的活動に深刻な懸念を伝えました。

そのうえで懸案があるからこそ率直な対話を重ねる重要性を強調し、両首脳は、日中関係の発展に向けて、首脳レベルも含め、あらゆるレベルで緊密に意思疎通を行うことで一致しました。

また▽双方の防衛当局が偶発的な衝突を防ぐために連絡を取り合う「ホットライン」の早期の運用開始や、▽外務・防衛当局の高官による「日中安保対話」などを進めていくことを確認しました。

そして、閣僚間で対話を再開させることでも一致し、林外務大臣の中国訪問に向けて調整を進めていくことになりました。

さらに、岸田総理大臣は、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調するとともに、中国での人権状況や日本人の拘束などをめぐる日本の立場を説明しました。

一方、岸田総理大臣は、確立されたルールのもとで中国が国際社会に前向きな貢献を行うことへの期待を示し、経済や国民交流の具体的な分野で「互恵的協力」は可能だと指摘しました。

そして、両首脳は、環境や省エネを含めた経済分野、医療・介護などの分野での協力を後押ししていくとともに、ハイレベルでの経済対話や人的・文化的交流対話を早期に行うことを確認しました。

このほか、ウクライナ情勢をめぐり、岸田総理大臣は、中国がロシアに配慮する姿勢を示してきたことを念頭に、国際社会の平和と安全の維持のために責任ある対応をとるよう改めて求めました。

その上で、ロシアによる核兵器使用の威嚇について「極めて憂慮している」と伝え、両首脳は、核兵器を使用してはならず、核戦争を行ってはならないという見解で一致しました。

さらに、岸田総理大臣は、北朝鮮による核・ミサイル開発に深刻な懸念を示し、国連安保理などで中国が役割を果たすよう促す一方、拉致問題の即時解決に向けた理解と支持を求め、両首脳は、緊密に連携していくことを確認しました。

岸田総理大臣は、会談のあと記者団に対し、一連の外交日程について「久方ぶりに対面での国際会議の開催となり、対面で話をすることが外交でいかに大事かを改めて感じている。相手の表情や雰囲気など文字に表れないさまざまなやり取りがお互いの信頼関係の構築にもつながる」と述べました。

およそ3年ぶりとなった対面での日中首脳会談は17日夜、タイのバンコクで行われ、冒頭、中国の習近平国家主席は「両国関係の重要性は変わっていないし、今後も変わることはない。新しい時代の要求にあった両国関係を構築したい」などと述べ、関係改善に向けた意欲を示しました。

中国外務省によりますと、会談で習主席は「歴史や台湾など重大な問題は、両国の政治的な基礎に関わるものであり、約束を守り、適切に処理しなければならない。いかなる者もいかなる理由であっても中国の内政に干渉することは許さない」と述べ、日本側をけん制したということです。

また、沖縄県尖閣諸島などを念頭に「海洋や領土での争いをめぐって政治的な知恵を出して意見の違いを適切に管理しなければならない」と主張しました。

一方、両国の経済について「相互依存が非常に高く、デジタル経済や医療・介護、サプライチェーンの維持などの分野で対話や協力を強化し、長期的な利益や地域の共通の利益に着目すべきだ」と述べ、協力を強化したい姿勢を見せたということです。

そのうえで両首脳は、ハイレベルの交流と対話を維持し新しい時代の要求にあった安定的かつ建設的な両国関係の構築に力を入れることなどで合意したということです。

岸田総理大臣は17日夜、訪問先のタイで中国の習近平国家主席とおよそ40分間、対面ではおよそ3年ぶりとなる日中首脳会談を行いました。

この中で、沖縄県尖閣諸島を含む東シナ海情勢に加え、ことし8月に、中国が日本のEEZ排他的経済水域を含む日本の近海に弾道ミサイルを発射したことなど日本周辺の軍事的活動に深刻な懸念を伝えるとともに、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調しました。

一方で、そうした懸案があるなかでも率直な対話を重ねることが重要だと述べ、両首脳は日中関係の発展に向けて、首脳間も含めあらゆるレベルで緊密に意思疎通することで一致しました。

そして、閣僚間で対話を再開させるとして林外務大臣の中国訪問に向けて調整を進めていくことになりました。

このほか、ウクライナ情勢をめぐり、ロシアによる核兵器の威嚇について核兵器を使用してはならず核戦争を行ってはならないという見解で一致しました。
岸田総理大臣は会談のあと記者団に対し「対面で話をすることが外交でいかに大事かを改めて感じている。『建設的かつ安定的な日中関係』を構築していく対話を進めていく良いスタートになった」と述べました。

一方、中国が尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返すなど多くの課題や懸案は残されたままで、今回の会談を契機に今後、関係改善を具体的に進められるかが課題となります。

東南アジア歴訪が続く岸田総理大臣は、18日はタイで開かれるAPECアジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席する予定です。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

森元総理大臣「プーチンだけが批判されて、ゼレンスキーは全く何にも叱られないのはどういうことなのか」「このままやっていけば核を使うということになるのかもしれません」「こういう事態になったら戦争は収めなければならず、その役は安倍元総理大臣だと思っていたが、残念だ。しかし、岸田総理大臣はアメリカ一辺倒になってしまった」

#反ロシア#対中露戦

サウジアラビアで政治の実権を握るムハンマド皇太子は、アジアを歴訪中で、19日にも3年ぶりに日本を訪問し、滞在中に岸田総理大臣とも会談する予定で調整が進められてきました。

しかし、日本とサウジアラビアの政府関係者によりますと、サウジアラビア側からの要請で、来日の日程が再調整されることになったということです。

サウジアラビア側は理由について明らかにしていませんが、これを受けて21日に都内で予定されていたビジネスフォーラムも中止となりました。

ムハンマド皇太子は、インドネシアで開かれたG20サミット=主要20か国の首脳会議に出席したあと17日に韓国を訪れ、ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領との会談で、エネルギーなどの分野で協力関係の強化を確認しています。

d1021.hatenadiary.jp

#中東

d1021.hatenadiary.jp

#外交・安全保障