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中国共産党の最高指導部の1人で序列4位の王滬寧 政治局常務委員は、北京を訪問している台湾の最大野党・国民党の夏立言副主席と10日、会談し、両党が協力して台湾独立と外部勢力の干渉に反対すべきだと強調しました。

国営の中国中央テレビによりますと、会談で王氏は「習近平国家主席の重要指示を全面的に実行し、祖国の統一と民族の復興という歴史的偉業を達成する」と述べました。

そして「国民党と共産党が協力して、台湾独立と外部勢力の干渉に断固反対し、台湾海峡の平和と安定をともに守るべきだ」と強調しました。

王氏としては、「台湾は中国の一部だ」という中国の主張を受け入れない台湾の民進党政権と、台湾への関与を強めているアメリカなどをけん制し、国民党を取り込みたいねらいがあるとみられます。

王氏は、台湾統一工作が任務の1つである政治協商会議のトップに、3月就任するとみられていて、それに先立って夏氏と会談したことについて、台湾の一部メディアは、中国筋の話として「王氏が台湾問題を重視し、すでに正式に台湾問題を主管していることを示すものだ」と伝えています。

国民党は、夏氏が共産党最高指導部との会談も果たしたことで「中国と対話して緊張を緩和できる党」だとアピールし、来年の総統選挙での政権奪還につなげるねらいですが、与党・民進党は「中国の統一工作に迎合している」と非難しています。

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#中台(国民党)

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#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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