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ロシアの首都モスクワ市内のスタジアムでは、大規模な集会が日本時間の22日夜に開かれていて、ロシアの国営通信社などは20万人規模だと伝えています。

集会には、ロシア各地からプーチン政権の支持者が国旗を掲げて集まっているほか、ウクライナでの戦闘に参加したとする兵士や東部や南部の親ロシア派の指導者も出席しています。

また、特別軍事作戦だとしてウクライナで行っている軍事侵攻に関連する映像なども上映され、連帯を呼びかけています。

ロシアメディアによりますと、このあとプーチン大統領も会場を訪れ、演説を行うとみられます。

プーチン大統領は21日に行った年次教書演説で軍事侵攻を続ける姿勢を強調していて、今回の集会でも、欧米側がロシアに対する対決姿勢を強めているとして国民に結束を呼びかけるものとみられます。

ロシアのプーチン大統領は22日、ロシアを訪問中の中国で外交を統括する王毅政治局委員と会談しました。

会談の冒頭、プーチン大統領「ロシアと中国の関係は計画どおりに発展していて、新たな領域に到達している。2024年までに中国との貿易高は2000億ドルに達すると信じている」と述べ、両国間の連携が強化されていると強調しました。

そのうえで「習主席がロシアを訪問するのを待っている。われわれは以前からこの件で合意している」と述べ中国で来月に予定されている全人代全国人民代表大会が終わった後にロシアで首脳会談を開催することに意欲を示しました。

また王氏は「現在の国際情勢は厳しく複雑だが、両国の関係は成熟し、強じんで安定している。両国のパートナーシップはいかなる第三者からも妨害や挑発を受けず、脅迫や圧力にさらされることはない」と強調しました。

ロシアとしては対立するアメリカをにらんで中国との関係強化を図りたい考えです。

#中露(王毅・訪問)

ロシアのプーチン大統領は22日、モスクワで開かれた大規模集会で演説を行い、祖国を守るためにウクライナで戦うロシア兵を「誇りに思う」と述べ、国民に一致団結を呼びかけた。

集会は「祖国を守る人々への栄光」と名付けられ、23日の「祖国防衛者の日」の祝日と、24日のウクライナ全面侵攻開始から1年を前にモスクワ中心部のルジニキ・スタジアムで開かれた。

集会には数万人が参加。プーチン氏は白青赤3色のロシア国旗を振る参加者を前に、ウクライナで戦うロシア軍は「国全体に支持されている」とし、「彼らは英雄的に、勇敢に戦っている。われわれは彼らを誇りに思う」と述べた。

その上で、軍幹部から前線の状況について報告を受けたばかりだとし、「われわれが共にいるとき、われわれに並ぶ者はない」とし、国民に一致団結を呼びかけた。

#ウクライナ戦況(ロシア・プーチン

ロシア側はウクライナ東部のドネツク州で支配地域を拡大しようと攻撃を強め、ウクライナ側の抵抗が続いています。

ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、ドネツク州でウクライナ側が拠点とするバフムトやリマンなどが激しい攻撃にさらされているとしたうえで「強い圧力がかかっているにもかかわらずわれわれは前線を維持している」と述べ、徹底抗戦する構えを改めて示しました。

また南部のへルソン州でも連日、ロシア側の砲撃が続き、地元の知事によりますと22日には市民2人が死亡したということです。

ロシアでは2月23日は「祖国防衛の日」と呼ばれる軍人をたたえる祝日で、プーチン大統領は22日、モスクワのスタジアムで開かれた大規模な集会で演説しました。

ロシアメディアが20万人規模だとする集会で、プーチン大統領「最も大切なのは家族と祖国を守ることだ。ロシアの歴史的な境界線でわれわれのために戦闘が行われている」と述べ、軍事侵攻に参加している兵士らをたたえました。

そのうえで「われわれが結束すれば、かなう者などいない」と国民に結束を呼びかけました。

また集会の前には、中国で外交を統括する王毅政治局委員と会談し「習近平国家主席が、ロシアを訪問するのを待っている」と述べ、ロシアでの首脳会談の開催に意欲を示しました。

プーチン大統領としては、対立を深める欧米に対抗するためにも中国との関係強化をいっそう図りたい考えです。

#ウクライナ戦況(ロシア・プーチン

ロシアのウクライナ侵攻に部隊を派遣しているロシア民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏は22日、弾薬を奪われ殺害されたという戦闘員数十人の遺体画像を公開した。弾薬供給を巡る軍部への非難を一段と加速させた格好。

プリゴジン氏は21日、ロシアのショイグ国防相とゲラシモフ参謀総長がワグネルへの弾薬の供給を拒否し、ワグネルを崩壊させようとしていると批判した。一方、国防省はこうした批判を否定している。

プリゴジン氏はこの日、ウクライナ東部バフムトで戦死した数十人の戦闘員が凍土の上に倒れている写真を公開。異例の手段で軍部を批判し、戦闘員らは弾薬が不足したため死亡したと主張した。

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#エフゲニー・プリゴジン(ロシア国防省
#ワグネル(プリゴジン・ロシア軍幹部)

ウクライナでの戦況を巡ってイギリス国防省の高官はNHKのインタビューに対し、春に行われるとみられていた大規模攻撃は、ロシアとウクライナの双方の間ですでに始まっているという見方を示しました。そのうえで欧米側のウクライナへの軍事支援について「この1、2か月の間にウクライナ軍がうまく攻勢に出られるよう集中し続けるべきだ」と強調しました。

イギリス国防省のジェームズ・ヒーピー閣外相が21日、NHKのインタビューに応じました。

このなかでウクライナでの戦況について「ロシアとウクライナは、去年9月以来続いているこう着状態を打破しようと、両者ともに春の攻勢をかけている」と述べ春に行われるとみられていた大規模攻撃は、双方の間ですでに始まっているという見方を示しました。

このうちロシア側の大規模攻撃に関しては「東部ドネツク州のバフムトや近郊のソレダール周辺でそれが見てとれる。ただ、攻勢はかなり非効率的で、多くの場所でウクライナ軍に徹底抗戦されている。ロシアは、ウクライナにとって戦略的に重要な場所を占領してはいないがそうしたところにばく大な軍資源を投入している」と指摘しました。

そのうえで、ヒーピー閣外相は、今月17日から行われたミュンヘン安全保障会議などでウクライナへの軍事支援を強化する機運が高まったとしたうえで「ウクライナが準備を整え訓練を完了すれば、これがこの戦争における決定的な瞬間になるかもしれない。この1、2か月の間にウクライナ軍がうまく攻勢に出られるよう集中し続けるべきだ」と述べ各国が結束して支援を急ぐ必要があると強調しました。

ただ、ウクライナのゼレンスキー大統領が求めている戦闘機の供与についてはイギリスとして「可能性を排除したわけではない」としながらも具体的には言及しませんでした。

#ウクライナ戦況(大規模攻撃)
#ウクライナ戦況(東部ドネツク州バフムト)
#ウクライナ戦況(東部ドネツク州ソレダル)
#ウクライナ軍事支援(イギリス)

アメリカのバイデン大統領は22日、訪問先のポーランドNATOの加盟国のうちロシアと地理的に近いバルト三国ウクライナの周辺国などヨーロッパ東部の9か国の首脳らと会談しました。

この中でバイデン大統領はロシアによるウクライナ侵攻が始まってから24日で1年となる中、NATOの結束がより重要になっていると指摘し、ウクライナ支援を継続するよう呼びかけました。

そして「NATOの東側の国々は集団防衛の最前線だ。われわれはNATOの隅から隅まで守り抜く」と述べて、加盟国の防衛に責任を果たすと強調しました。

アメリカ・ホワイトハウスの発表によりますと、会談ではウクライナへの支持を改めて確認するとともにヨーロッパ東部の防衛態勢の強化について議論したということです。

バイデン大統領は20日ウクライナの首都キーウを事前の予告なしに訪問してウクライナを支持する姿勢をアピールしたのに続き、ロシアの動きに危機感を強めるヨーロッパ東部の国々の首脳と会談して同盟国との結束を図った形です。

バイデン大統領はこのあと一連の日程を終えて帰国の途につきました。

#ブカレスト9

リトアニアのナウセーダ大統領は22日、バイデン米大統領に対し、バルト3国への高機動ロケット砲システム「ハイマース」や攻撃ヘリコプターなどの追加配備を北大西洋条約機構NATO)に求めるよう要請したと明らかにした。

ナウセーダ大統領はポーランドの首都ワルシャワで開催されたNATOに加盟する中東欧9カ国の枠組みブカレスト9」の会議で要請し、バイデン大統領はコメントしなかったものの、要請を聞きながらメモを取っていたという。

バイデン大統領はブカレスト9で「あなた方はわれわれの集団的防衛の最前線」とした上で、NATOに対する米国のコミットメントは明確で、NATOの隅々まで守ると言明した。

またこの日の会議では一部首脳の間で、リトアニアの首都ビリニュスで7月に開催されるNATO首脳会議後にウクライナNATO加盟に向け「数歩近づく」見通しについても協議されたという。

#ブカレスト9
#米LT(要請)
#ウクライナ軍事支援(EUバルト三国

旧ソ連モルドバのサンドゥ大統領は22日、ロシアとの関係がますます緊迫している同国にバイデン米大統領を招待したと発表した。

フェイスブックへの投稿によると、21日にワルシャワで行われた会議で招待する旨を伝えたという。バイデン大統領の反応については言及されていないが、ホワイトハウスはバイデン大統領がモルドバの主権を支持することを確認したと発表した。

サンドゥ大統領は「この会議の場を利用し、国境での戦争およびわれわれが置かれている困難な状況下で米大統領に対し、わが国の経済的な耐性強化に向け米国の支援が一段と必要であることを伝えた」と指摘。モルドバにバイデン大統領を招待したと明かした。

また「バイデン大統領に対し、モルドバの国民が自由な世界の一部であり続け、安全に暮らし、欧州連合(EU)加盟という夢を実現したいと考えていることを伝えた」ほか、モルドバの経済および民主主義に対する米国の支援やエネルギー分野での援助に謝意を示したという。

ロシアのプーチン大統領が21日、ウクライナと国境を接するモルドバ東部の親ロ派トランスニストリア地域(沿ドニエストル共和国)を巡り、モルドバの主権を一部裏付けた2012年の政令を取り消したことについては言及しなかった。

モルドバポペスク外相は22日、ロイターとの電話インタビューで、モルドバの不安定化に向けたロシアの試みが強化される恐れがあるため「あらゆる脅威」に備えていると言及。国際的なパートナー国からの支援もあり、準備が整っているとした。

#ブカレスト9
#米喪(招待)

ロシア国防省は23日、ウクライナが偽旗作戦を展開して、国境を接するモルドバ東部の親ロ派トランスニストリア地域(沿ドニエストル共和国)に侵攻する計画だと非難した。ロシア通信(RIA)が伝えた。

同省はウクライナが侵攻の口実として、トランスニストリアからのロシア軍兵士による攻撃に見せ掛けた偽旗作戦を計画していると主張した。

また、ロシアのタス通信はガルージン外務次官の発言として、西側がモルドバ政府に対し、トランスニストリアの政権との連絡を全て停止するよう指示したと報じた。

モルドバのサンドゥ大統領は今月、ロシアが外国の妨害工作員を使ってモルドバの指導者を失脚させ、トランスニストリアを戦争に巻き込もうとしていると非難した。

#喪宇(侵攻)
#モルドバ(ガブリリツァ首相・辞任)

モルドバ政府は、ウクライナが偽旗作戦を展開して、モルドバ東部の親ロ派トランスニストリア地域(沿ドニエストル共和国)に侵攻する計画だとするロシアメディアの報道を否定し、国民に平静を呼びかけた。

ロシア通信(RIA)は、ロシア国防省の話として、ウクライナが侵攻の口実として、トランスニストリアからのロシア軍兵士による攻撃に見せ掛けた偽旗作戦を計画していると主張した。

モルドバ政府はメッセージアプリ「テレグラム」で、ロシア国防省の主張を「確認しない」と表明。

「冷静な対応を求める。またモルドバの公式かつ信頼できる情報源から情報を入手するよう要請する」とし、「諸外国と協力し、国に対する脅威がある場合には、国民に迅速に情報を提供する」とした。

ウクライナのゼレンスキー大統領は先週、ウクライナを侵略したロシアが次に狙うのはモルドバとの見方を示している。

#喪宇(侵攻)
#モルドバ(ガブリリツァ首相・辞任)

#ノルドストリーム爆破事件(ジェフリー・サックス

サリヴァン氏はまた、プーチン氏は長期的な展望の持ち主だと話す。「達成したいビジョンがあり、それを簡単には諦めない」はずだと。

バイデン氏は、侵攻1年に合わせてキーウを電撃訪問し、アメリカの支援継続を強調した。しかしサリヴァン氏は、今年中にこの紛争が終わるとはみていない。

「その先のことは分からない」とサリヴァン氏は言う。「ただ、プーチン氏は出口を求めていない。この特別軍事作戦の目標は達成されると、常に繰り返している」

ロシア大統領府は23日、「祖国防衛の日」と呼ばれる軍人をたたえるロシアの祝日にあわせて、プーチン大統領の動画のメッセージを公開しました。

このなかで、プーチン大統領は「特別軍事作戦に参加している軍関係者や動員兵などを心から祝福したい。彼らはウクライナに根づいたネオナチと戦い、われわれの歴史的な領土で人々を守る英雄だ」と述べ、ウクライナへの軍事侵攻に参加する兵士らをたたえ、国民に結束を呼びかけました。

また、プーチン大統領「国家の安全と主権を守るカギは近代的で効率的な陸軍や海軍だ」と述べ、軍備の近代化や増強を進める考えを強調しました。

そのうえで「ことし、大陸間弾道ミサイル『サルマト』の実戦配備を行う。また極超音速ミサイル『キンジャール』の大量製造を継続していく。そして、海上発射型の極超音速ミサイル『ツィルコン』の大量供給を始める」と述べ、ロシア軍が保有する陸や海そして空軍の核戦力を増強していくと宣言しました。

プーチン大統領は21日に行った年次教書演説でも、ロシア軍の核戦力を誇示するとともにアメリカとの核軍縮条約「新START」の履行停止を表明したばかりで、ウクライナへの軍事支援を強めるアメリカなどをけん制するねらいとみられます。

ウクライナのゼレンスキー大統領は、22日に公開した動画で軍の士官学校の卒業生を激励し「ウクライナで今このとき、軍事教育を受けることは特別な使命だ。軍の将校になり、みずからの人生をもってウクライナに勝利をもたらそうとする者たちが尽きないことをうれしく思う」と述べました。

そのうえで「こうした者たちに勝利が必ず訪れると確信している」と述べ、ロシアの軍事侵攻に屈しない姿勢を改めて強調しました。

ロシアがウクライナへの軍事侵攻を始めてから1年となるのを前にローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は22日一般謁見の中で「不条理で残酷な戦争の開始から24日で1年となる。悲しい記念日だ」と述べました。

その上で「私たちはこの戦争を止めるためにできることをすべて行ったかと、みずからに問おう」と述べ、一刻も早い停戦と和平交渉の開始を実現するよう呼びかけました。

#ウクライナ戦力(ロシア・プーチン
#核戦争(ロシア・プーチン大統領
#ウクライナ和平交渉(ローマ教皇
#ローマ・カトリック教会#ローマカトリック教会ウクライナ戦争)

ロシアのプーチン大統領は23日、核戦力の一段の強化に努めると表明し、海上発射型の極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」の大量納入を開始すると明らかにした。

プーチン氏は23日の「祖国防衛者の日」を記念する演説で、軍隊に先進的な装備を配備し続けると表明し、「これまで通り、陸・海・空の核ミサイルの強化に一層の注意を払う」と述べた。

また、複数の核弾頭を搭載できる大陸間弾道ミサイルICBM)「サルマト」を年内に初めて配備するとしたほか、戦闘機搭載型の極超音速ミサイル「キンジャール」の量産を継続し、海上発射型の極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」の大量供給も開始すると明らかにした。

#ウクライナ戦力(ロシア・プーチン
#核戦争(ロシア・プーチン大統領

ロシアのプーチン大統領は21日に行った年次教書演説で、アメリカとの核軍縮条約「新START」について「参加を停止していることを発表せざるを得なくなった」と述べ、条約の履行停止を一方的に主張しました。

この発言について、バイデン大統領は訪問先のポーランドで「大きな過ちだ」と述べて批判しました。

軍縮条約「新START」は、戦略核弾頭の配備数の制限や関連施設への査察活動、それに弾道ミサイル戦略爆撃機などの運搬手段の削減などを定めた条約で米ロ両国は2年前のバイデン政権発足当初にこの条約を5年間延長することで合意しています。

ウクライナへの軍事侵攻開始から1年となるのを前にしたプーチン大統領の発言をめぐっては、アメリカのブリンケン国務長官も21日、「無責任だ」と批判したうえで、ロシア側の出方を慎重に見極める考えを示していますが、専門家などからは両国の核軍縮への影響を懸念する声も出ています。

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#米露(新START)

バイデン米大統領は22日、ロシアのプーチン大統領が米国との新戦略兵器削減条約(新START)の履行停止を表明したことについて、プーチン氏が核兵器の使用を検討している兆候として受け止めていないと述べた。

バイデン氏はABCニュースのインタビューに対し、新STARTの履行停止は「大きな間違いで、極めて無責任だ」としながらも、「プーチン氏が核兵器の使用を考えているとは受け止めていない」とし、ロシアの核態勢に変化はないとの見解を示した。

#米露(新START)
#核戦争(アメリカ・バイデン・プーチン

ロシアの国家安全保障会議副議長で前大統領のドミトリー・メドベージェフ氏は22日、ウクライナでの戦争に負ければロシアは「消滅する」と述べた。

メドベージェフ氏は、ウクライナ侵攻を指す「特別軍事作戦」という表現を使いながら「勝利を収めずに特別軍事作戦をやめれば、ロシアは引き裂かれ、消滅するだろう」とSNS「テレグラム」に投稿した。

メドベージェフ氏の発言はバイデン米大統領が21日にポーランドで行った演説を受けてのものだ。

バイデン氏は演説で「ロシアがウクライナへの侵攻をやめれば戦争は終わる。ウクライナがロシアの攻撃からの自衛をやめれば、ウクライナは終わりだ」と述べた。メドベージェフ氏はバイデン氏の発言について「練られたうそ」だと主張した。

メドベージェフ氏は「20世紀と21世紀に起こった戦争の大半を引き起こしながら、ロシアを攻撃的だと非難する米国の指導者を、なぜロシアの市民が信じる必要があるのか」などと述べ、米当局の「そっちこそどうなんだ論法」だと主張した。バイデン氏の目的は「ロシアが戦略的敗北を喫するようにすること」だとも指摘した。

メドベージェフ氏は、ロシアのプーチン大統領の21日の演説についても言及し、特に米国との間で核兵器の削減を約束した「新戦略兵器削減条約(新START)」の履行停止について「機が熟した、不可避の判断」と指摘。「この決定は世界、特に米国に大きく響くもの」とも述べた。

メドベージェフ氏は「結局のところ、米国がロシアの敗北を望めば世界紛争の瀬戸際に立つのは避けられない」と続け、「米国がロシアを打ち負かしたいのなら、我々は核を含むあらゆる武器で自衛する権利がある」と述べた。

#米露(新START)
#核戦争(ロシア・メドベージェフ)

アメリカのCNNテレビはバイデン大統領がウクライナを訪問した20日にロシアが新型のICBM大陸間弾道ミサイルの発射実験を行い、失敗した可能性があると伝えました。

これはCNNテレビが複数のアメリカ政府当局者の話として伝えたものです。

それによりますとロシアは20日、複数の核弾頭を搭載できる新型のICBM「サルマト」の発射実験を行い、失敗した可能性があるとしています。

実験が行われたのはバイデン大統領がウクライナの首都キーウを訪れ、ゼレンスキー大統領と会談した日で、アメリカ政府当局者は実験が成功していればロシアのプーチン大統領が翌日・21日に行った年次教書演説でアピールするはずだったという見方を示しました。

また、当局者はロシアは事前にアメリカ側に実験について通告していたと説明したほか、「アメリカに脅威をもたらすものではなく、緊張の激化とはとらえていない」と話しているということです。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は22日、この報道についてのロシアメディアの質問に対し「答えられない。国防省に聞くべきだ」と述べ、コメントを控えました。

プーチン大統領は、年次教書演説でアメリカとの核軍縮条約の履行を停止すると一方的に主張したほか、ロシアの核戦力を誇示してウクライナへの軍事支援を強化するアメリカなどを強くけん制しました。

#核戦争(ロシア)
#ウクライナ戦力(ロシア・ICBM発射実験)

国連のグテレス事務総長は22日、ロシアによるウクライナ侵攻は国連憲章および国際法に違反しているとしたほか、核兵器使用を巡るロシアの脅迫を非難した。

ロシアによるウクライナ侵攻開始から1年に合わせて開かれた国連の会合で「核兵器を使用するという暗黙の脅迫を耳にしている。いわゆる核兵器の戦術的使用は全く容認できない。今こそ瀬戸際から退くべきだ」と指摘。国連はウクライナの主権、独立、統一および国際的に認められた国境内の領土保全にコミットしていると述べた。

またウクライナのあらゆる原子力発電所の安全性を保証する必要があるとした。

総会は23日にも決議案を採択する予定。国連憲章に沿った「包括的で公正かつ永続的な和平に可能な限り早期に達する必要性」が強調される見込み。

草案では、ロシアに対し軍の撤退および敵対行為の停止を再び求めるとみられる。国連総会での決議に法的拘束力はないが政治的な影響は大きい。

ウクライナのクレバ外相は記者団に対し、ウクライナ国連憲章で定められた自衛権を行使しており、ウクライナへの兵器供与はウクライナによる国連憲章の順守を支援することになる」と指摘。「ロシアは侵略者になることで国連憲章に違反した。ロシアに兵器を供与すれば国連憲章および国連が支持するあらゆるものへの破壊行為を助長していることになる。非常にシンプルだ」と述べた。

#核戦争(国連・グテーレス事務総長)
#法律(ウクライナ戦争・国際法・グテーレス国連事務総長
#法律(ウクライナ戦争・国際法・クレバ宇外相)
#ポリコレ(法の支配)

193すべての国連加盟国が参加できる国連総会の緊急特別会合は22日午後、日本時間の23日午前5時すぎからニューヨークの国連本部で始まりました。

冒頭、国連のグテーレス事務総長はロシアによる軍事侵攻について国連憲章国際法の違反だ。人道的にも人権的にも重大な結果をもたらした」と改めて非難したうえで「戦争は解決策ではない。真の平和は国連憲章国際法に基づくものでなければならない」と訴えました。

欧米各国や日本などが共同提案した決議案は「武力による威嚇や武力行使による領土の獲得は合法と認められない」としたうえで「ウクライナにおける永続的な平和が可能な限り早期に実現される必要がある」と強調しています。

そして、ロシア軍に対し、即時かつ無条件の撤退を改めて求め、ウクライナの重要インフラ、学校や病院など民間施設への攻撃停止などを求めています。

緊急特別会合は2日間にわたって開かれ、あわせておよそ80か国が演説した後、日本時間の24日午前、決議案の採決が行われる予定で、欧米各国としては賛成多数で採択し、ロシアに圧力をかけたい考えです。

国連総会の緊急特別会合で22日、ウクライナのクレバ外相が演説し「世界は、非武装の市民の殺害や拷問、無差別の砲撃などロシアによる残虐行為を目の当たりにしてきた」と述べ、改めてロシアを強く非難しました。

その上で、過去の採決でロシアに配慮し棄権にまわった国々を念頭に「さまざまな事情でウクライナ側に立てない国があることは理解している。それならば、国連憲章国際法の側に立ってほしい。国連憲章を支持していることを言葉と行動で証明する時だ」と述べ、今回の決議案に賛成するよう呼びかけると、議場からは拍手が沸き起こりました。

また、アメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使「われわれは歴史的な決議について話し合うために集まった。平和のため、国連憲章を支持するための採決だ」と訴えました。

一方、ロシアのネベンジャ国連大使は、軍事作戦を改めて正当化した上で「西側は新しい武器を供給することでウクライナ危機をあおっている。決議案は平和的な解決に貢献しない。『ロシアが世界で孤立している』と主張できるよう設計されている」と述べ、決議案には反対すべきだと主張しました。

#法律(ウクライナ戦争・国際法・グテーレス国連事務総長
#法律(ウクライナ戦争・国際法・クレバ宇外相)
#法律(ウクライナ戦争・国際法・トーマスグリーンフィールド米国連大使
#ポリコレ(法の支配)

中国で外交を統括する王毅政治局委員は22日、訪問先のロシアで、プーチン大統領やラブロフ外相と相次いで会談しました。

こうした中、アメリ国務省でアジア政策を統括するクリテンブリンク国務次官補は22日、オンラインで記者会見し「われわれは、中国がウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアに軍事支援を検討していることを深く懸念している」と述べました。

そして、中国がウクライナ情勢の政治的な解決に向けた文書を発表する考えを示していることを念頭に「中国は公の場では平和の支持者としてふるまおうとしている。しかし、陰ではロシアの残虐な軍事侵攻を支え続け、いまや軍事支援を行うかもしれないというところまで少しずつ近づいている」と述べ、強く批判しました。

その上で「われわれは、中国がロシアにウクライナで使用する殺傷能力がある兵器を供与したり、いわゆる“制裁逃れ”を支援したりすれば、米中関係に深刻な影響を及ぼすと明確に伝えた」と述べ、改めて警告しました。

一方、中国の気球をめぐって延期されたブリンケン国務長官の中国訪問については、「状況が整えば決定する」と述べるにとどめました。

アメリカの有力紙、ウォール・ストリート・ジャーナルは22日、アメリカ政府当局者の話として「バイデン政権が、中国がロシアへの武器の供与について検討していることを示す分析情報の公開を検討している」と報じました。

ただ「バイデン政権は、機密解除に向けた作業を行っているものの、情報公開の時期などについて最終的な決定はしていない」と伝えています。

また、欧米の政府当局者の話として「中国は必ずしも最新の武器を供与するわけではなく、ロシア軍が戦場で消耗した弾薬や欧米の制裁で生産できなくなった電子機器などを補給する可能性がある」と伝えています。

#米中(ロシア)
#米中(ウクライナ

ロシア国防省は22日、南アフリカで、中国と南アフリカとの海軍の合同軍事演習を開始したと発表しました。

ロシア軍からは先月、実戦配備されたばかりの海上発射型極超音速ミサイル「ツィルコン」を搭載したフリゲート艦も参加し、25日から27日にかけてダーバン沖のインド洋での演習に加わる予定です。

「ツィルコン」は核弾頭も搭載でき、音速の9倍の速さで変則的に飛行するため迎撃が極めて難しいミサイルとされています。

ロシアは、欧米との対立を深める中、中国、南アフリカ、それにブラジルとインドが参加するBRICS=新興5か国の枠組みを重視しています。

ウクライナへの軍事侵攻から1年と重なるタイミングで中国や南アフリカとの合同演習を行うことで軍事力を誇示し、友好国との結束をアピールするねらいがあるものとみられます。

一方、南アフリカは、これまでロシアのウクライナ侵攻については中立の立場だとしてきましたが、野党勢力などからは「軍事演習を行うことで政府はロシア寄りの立場を鮮明にした」との批判が出ています。

ロシアによる軍事侵攻から1年となるタイミングに南アフリカがロシアや中国と軍事演習を行うことには、アメリカ政府が懸念を表明し、国内からも最大野党を中心に批判の声が噴出しています。

これについてアフリカ諸国の外交や国際関係論が専門の南アフリカの研究者リーザ・ジェーンバーグ博士は、欧米諸国との関係に影響を与えかねないと指摘しています。

ジェーンバーグ博士によりますと、南アフリカの現政権にはアパルトヘイト=人種隔離政策の撤廃運動を行っていた当時、ソビエトから手厚い支援を受けた歴史もあることからロシアに同情的な傾向があるということです。

また、あえて欧米に同調しない姿勢を見せることでアフリカを代表する国としての存在感を示そうという思惑もあるとみられるとしています。

ただ、このタイミングでロシアや中国と軍事演習を行うことのインパクトは強く、「今回の演習によって、最大の貿易相手でもある欧米諸国の信頼や友情を失う危険性もある」と指摘しています。

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#中露南ア(合同軍事演習)

ロシアは、戦場になっていないウクライナ西部の鉄道が平常運行されても空爆しないと許可しており、開戦後キエフを訪れたEU諸国など米国側の要人たちは、全員が片道10時間の列車の旅をしている。加えて米政府は、バイデンのウクライナ訪問を事前にロシア政府に通告することで安全度を高めた。プーチンの子分でお茶目なメドベージェフ元露大統領によると、露政府はウクライナ滞在中のバイデンを攻撃しないと米政府に約束したそうだ

事前にバイデンの安全を保障してやったかどうかにかかわらず、ロシアがウクライナ滞在中のバイデンを攻撃しなかったことは、この戦争におけるロシアの「余裕」を表している。ロシアは、ウクライナ戦争とそれに伴う欧米による対露制裁が長引くほど、欧米が経済的に自滅して相対的・地政学的にロシアが優勢になるので、この戦争が延々と続くことを望んでいる。バイデンがキエフに来て戦争継続を鼓舞するのは、ロシアにとって望ましいことだった。

バイデンのキエフ訪問中、ウクライナ当局は空襲警報のサイレンを鳴らし続け、あたかもロシア軍が今にも空爆してきそうな感じを醸成して、その音声や映像が世界に報道されたが、ロシアは全く攻撃してこなかった。空襲警報は「欧米が軍事支援を増やさないとウクライナはロシア軍に空爆されて潰されるぞ」という緊張感を醸し出すためのウクライナ当局の演出だ。昨年来、EUなどの要人がキエフを訪問するたびに、同様の演出的な空襲警報が高らかに鳴らされている。

ロシアは自軍がこっそり優勢な状態で戦争を長引かせたいので、欧米から送り込まれた兵器類を破壊したことを一部しか発表しない。米国側マスコミの「ロシアは負けそう」という歪曲報道・戦争プロパガンダを、ロシア側は否定せず放置している

米欧は軍事費の多くを使ってウクライナに送る兵器を増産しているが、露軍にどんどん壊されるので追いつかない。軍事費が浪費され、米欧の国家財政は疲弊している。米国側の諸国はロシアからの石油ガス輸入を止めたので燃料費が高騰し、国民生活が悪化している。その分の経済支援を政府財政から出したいが、軍事費におされて政府はカネがない。

独仏など欧州では、自滅的なウクライナ戦争の構図を米国の言いなりで維持してきた左右のエリート支配層が人々の支持をしだいに失い、選挙による政権転覆の可能性が増している。欧州のエリート層は、ウクライナ戦争を早く終わらせねばならないと考える傾向を強めている。彼ら欧州勢は、ゼレンスキーに圧力をかけてロシアとの和解交渉の席につかせたいが、米国の傀儡であるゼレンスキーは好戦的な米国に加圧され、和解を拒否して戦争を続けている。欧州の支配層は米国に、早くウクライナ戦争を終わりにしないと自分たちが失権するという警告を強めている。

米国でも、もうウクライナを支援すべきでないという世論が強まり、その世論を支持する共和党が強くなっている。バイデン政権や民主党は(見かけ上の)方向転換を余儀なくなされている。この流れの中で、バイデンがキエフを訪問した。バイデン訪問に先立って、米上層部が同盟諸国やマスコミに言わせる状況判断が、それまでの「ウクライナの勝利が近い」から「米国側が頑張って軍事支援しないとウクライナが負け、ロシアとの和解交渉が必要になる」に転換した。ウクライナと米国側が、クリミアとドンバスの領有をロシアに認めることで和解交渉するしかない、というウクライナ分割容認の構想が米国で(目くらまし的に)語られるようになった。

しかしこの構想は、すぐに分割容認に行き着くのでなく、その前に数か月間、米国側がウクライナを全力で軍事支援してウクライナがロシアと戦う「最後の猛攻撃の期間」を作る話になっている。その話をするためにバイデンがキエフを初訪問した。バイデンがキエフからワルシャワに戻るのに合わせ、NATO加盟の東欧諸国9か国の首脳たちがワルシャワに集まり、バイデンと会議した。バイデンは、米国が東欧諸国を守り抜くことを約束し、だからあと数か月ウクライナを軍事支援してくれと頼んだ(ロシア寄りのハンガリーは欠席)。バイデンは、ウクライナと東欧諸国を巻き込んで「最後の数か月の戦い」の開始を宣言することで、独仏伊など欧州で厭戦機運を強める諸国の外堀を埋め、欧州が対米従属を維持してウクライナ戦争を支援し続ける態勢を作った。

今後の戦いが、本当に数か月で終わるかどうかは疑問だ。ウクライナ分割の容認による停戦和平は、ロシアの勝利と、米国やNATO=米英覇権の敗北を認めることであり、NATOと米国と米英覇権と欧州エリートの信用失墜・権力と覇権の崩壊を引き起こす。欧州と米国の支配層は、自分たちの政治的な死につながる停戦和平を認められない。「最後の数か月」はウソであり、本当は単なる時間稼ぎで、その先のことは今の策略が破綻したらまた考えるという話だと思われる。

米上層部(諜報界)には、米覇権を維持したい勢力によるその手の時間稼ぎの策略を失敗させようとする人々もいる。彼らはセイモア・ハーシュに「ドイツが作ったノルドストリーム海底ガスパイプラインを昨秋破壊したのは米国で、バイデン自らが破壊を了承した」という情報をリークして特ダネ記事を書かせ、ドイツ人を「やっぱりそうだったのか」と思わせて怒らせ、バイデンの時間稼ぎ策の足を引っ張っている。バイデンのキエフ訪問は以前から計画され、あとはタイミングを決めるだけだったらしいが、訪問の日程が内々に決まったことを受け、対抗的にセイモア・ハーシュへのリークが行われたのだろう。

ノルド・ストリームの破壊を本当にバイデン自身が了承したのかは疑問だが、米当局が犯人なのは間違いないだろう。米軍や諜報組織の中に、正式な指揮系統と別のところから命じられて破壊工作をやる人々がいる。911事件もその筋による挙行だし、今回の破壊もそれだろう。バイデン政権としては「米当局がやったのは事実だがバイデンの命令でない」と言うわけにもいかず「全体として誤報だ」と否定するしかない。

もう一つ、バイデンのキエフ訪問とタイミングを合わせて進められてきたのは、米国が欧州を巻き込んで中国敵視を強める策だ。中露を米国側の敵として結束させるほど、米覇権は自滅の道をたどる。

#ノルドストリーム爆破事件(セイモア・ハーシュ

#NATOexpansion

#反ロシア#対中露戦

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