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イランでは2019年から2020年にかけて申告されていない複数の場所から核物質が見つかり、IAEAがイラン側の協力が不十分だとして非難していました。

この問題をめぐりイランを訪れたIAEAのグロッシ事務局長は4日、イランのエスラミ原子力庁長官らと会談し、共同声明を発表しました。

声明ではイランはIAEAの調査に積極的に協力し情報を提供するほか、IAEAによる核開発の監視活動にも自発的に協力するとしています。

これについてグロッシ事務局長は会見で、去年6月、IAEAの対応を不服としてイランが核施設から撤去していた監視用のカメラを元に戻すことになったと明らかにしました。

一連の問題は、イランの核開発を制限する核合意を立て直すための協議が行き詰まる要因にもなっていたことから、今後、交渉にどう影響するか注目されます。

一方、ことし1月、イランの核施設で核兵器に転用可能とされる水準に近い高濃縮ウランが検出された問題については、グロッシ事務局長は「技術的な議論だ」などと述べるにとどまり、6日から始まるIAEAの理事会で、改めて議論される見込みです。

#イラン(核合意・核物質)

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