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国連安保理では今月11日、内戦が続くシリアに隣国のトルコから人道支援物資を運び込む「支援ルート」をめぐり、欧米側がルートの期限を9か月間、延長する決議案を提出しましたが、ロシアが拒否権を行使して否決されました。

拒否権の行使を受けて、説明を求める国連総会の会合が19日、開かれ、会議の冒頭、コロシ議長が「政治的利益のために人道支援を人質にとるべきではない」とロシアが拒否権を行使したことを批判し、安全保障理事会のメンバーに対し、シリア国民のニーズを最優先に考えるよう強く要請する」と述べました。

これに対し、ロシアのポリャンスキー国連次席大使は「欧米の利益のために、あなたの任務の根底にある中立の原則を犠牲にしたことを残念に思う」と述べ、反発しました。

そのうえで、「欧米諸国の目的はシリア政府に対する圧力を維持することだ」として、拒否権の行使を正当化しました。

このあと40か国以上が演説を行い、各国から人道問題で常任理事国は拒否権を行使すべきではないといった意見が相次ぎましたが、中国や北朝鮮、それにイランなどロシアの主張に理解を示す国もありました。

武井俊輔外務副大臣「拒否権行使は苦しみに無関心」

演説を行った日本の武井俊輔外務副大臣「ロシアが拒否権を行使したことはシリアの人々の苦しみに無関心であることの表れで、常任理事国としての厳粛な義務に反している。ロシアがまたもや現地の人々に苦労を強いることを選んだことは残念だ」と述べました。

そのうえで、「日本は安全保障理事会の責任ある一員として、他のパートナーとともに建設的な活動を続けていく。シリアの人々のニーズが最優先されるべきだ」と述べ、安保理の決議のもとで支援を行う必要性を強調しました。

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2021年6月、武井が乗っていた車が当て逃げ事故を起こした際、ドライブレコーダーに「行ってしまえ」という武井の声が残されていた。しかしその発言が不問にされて当て逃げ教唆の容疑で立件されなかった。事件は、政治日程の影響で選挙後まで捜査はできず、10月31日の衆院選で武井は4期目となる比例当選を果たした。7カ月後の2022年1月、無車検・無保険の疑いで書類送検されたが、3月に不起訴になった。

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