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23日のスペイン総選挙で極右政党ボックス(VOX)は議席を減らし、フランコ独裁体制以来となる強硬右派政党の政権入りがひとまず回避された。欧州の極右勢力が主流派を目指すことの限界を示す結果となった。

事前の世論調査では中道右派野党の国民党(PP)が勝利し、ボックスが政権成立の鍵を握ることが予想されていたが、両党が連立を組んでも過半数には届かない結果となった。

反移民や反フェミニズムを主張するボックスは選挙戦で、イタリアのメローニ首相やハンガリーのオルバン首相など右派の外国首脳の支持を受けた。しかし結果は、議席数を52から33に減らした。

ユーラシア・グループの欧州担当マネジングディレクター、ムジタバ・ラーマン氏は「スペイン国民全員にとって最重要な問題は生活コスト関連だったが、ボックスの戦略はアイデンティティーの問題に焦点を置いた」と指摘。

「LGBT(性的少数者)の権利や移民、カタルーニャ州独立に反対する立場はボックスが予想したような好結果をもたらさなかった」とした。

<欧州極右化は行き過ぎた懸念>

ユーロ圏の4大経済大国(ドイツ、フランス、イタリア、スペイン)では生活費高騰の危機で既成政治への不満が募り、グリーン化のコスト上昇にも反発が強まる中、右派ポピュリズムの人気が上昇している。

ただ、イタリアで第2次世界大戦後最も右派的な連立政権を昨年発足させたメローニ首相は、反移民の強硬な発言を軟化させている。

フランスの極右政党、国民連合(RN)のマリーヌ・ルペン氏も同性婚禁止の公約を撤回するなど、幾つかの社会問題に対する姿勢を軟化させている。

ラーマン氏は「欧州極右化というシナリオは行き過ぎた懸念だ」と指摘した。

それでもなお、欧州の複数の国で極右勢力は根強い人気がある。

ドイツの極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」は先月、初めて地区レベルの首長選挙で勝利し、同国東部で今後行われる3つの州選挙で勝利する勢いだ。

スペインの選挙ではボックスが一部の有権者を取り込み政権入りする可能性が浮上したことで、その他の一部有権者が左派の主流派に固執する結果となった。

ある有権者は「私はフランコ体制を経験したし、父は当時刑務所に入れられた。PPを支持することも考えたが、ボックスがいるのでそれはできない」と話した。

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#スペイン(総選挙)

スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(20)が、6月に参加した化石燃料使用に対する抗議デモで警察の退去命令に従わなかったとして裁判所から罰金判決を受けた直後、再びデモに加わって警察に強制排除された。

グレタさんや他の活動家は6月19日、南部マルメの港湾で石油輸送トラックの走行を妨害し、警察が退去を命じたが聞き入れなかったため、裁判所から1500クローナ(144ドル)の罰金支払いを科せられた。

グレタさんは警察の言うことを聞かなかったのは認めた上で「科学に基づいて行動する人がその代償を払うべきだというのはばかげている」と訴えた。

スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんは、先月19日、スウェーデン南部・マルメで化石燃料の使用に反対する抗議活動を行い、石油を運搬する車両の出入りを妨害しました。

その際、警察に退去するよう命じられたものの、その指示に従わなかったとして起訴され24日、マルメで裁判が行われました。

イギリスの公共放送BBCなどによりますと、裁判でグレタさんは「私たちは、生命や健康、財産が脅かされる緊急事態にある。あの日、指示に従わなかったことは事実だが、それが犯罪だということは否定したい」と述べ、みずからの行動を正当化したということです。

裁判所はグレタさんに対し1500クローナ、日本円でおよそ2万円の罰金のほか、犯罪被害者支援のために1000クローナ、日本円でおよそ1万3000円を支払うよう命じました。

グレタさんは、罰金刑を言い渡されたあと、再びマルメで座り込みの抗議活動に参加し、車両の出入りを妨害したとして、警察官に腕を抱えられてその場から連れ出されました。

#グレタ(罰金判決・再デモ参加・強制排除・科学主義)

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#グレタ(起訴)

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#EU