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南米アルゼンチンで10日、急進的なリバタリアン自由至上主義)で知られるハビエル・ミレイ氏(53)が大統領に就任した。宣誓式後の演説で、インフレ率が200%に迫るなどこの数十年で最悪の経済危機から脱するには急激で痛みを伴う改革以外に選択肢はないと強調した。

「前政権はわれわれをハイパーインフレへの道筋に残したが、そうした壊滅的状況を回避するため、あらゆる措置を講じる」などと述べた。

演説では詳細には触れなかったが、主な措置には歳出削減を通じた国内総生産(GDP)の5%に相当する財政調整が含まれると述べた。

ミレイ氏は中央銀行と通貨ペソの廃止や、歳出削減など痛みを伴う改革を訴えて大統領選を勝ち抜いた。投資家は大胆な経済改革案を評価、経済の立て直しにつながる可能性があるが、既に5分の2以上が貧困状態にある国民がさらに苦しむことにもなりかねない。

南米のアルゼンチンでは先月、大統領選挙の決選投票で中央銀行の廃止やドルを法定通貨にするといった過激な主張を訴え、“アルゼンチンのトランプ氏”と言われるミレイ氏が勝利しました。

ミレイ氏は10日、首都ブエノスアイレスの議会で就任式に臨み、前のフェルナンデス大統領から大統領の懸章とバトンを受け継ぎました。

そして集まった支持者を前に演説し「われわれがこれから直面するのは、前政権が残した年率1万5000%のインフレだ」と述べ、今後、物価の高騰が急激に進むとの見方を示しました。

一方で「短期的に状況が悪化しても、まもなく成果が現れ、堅実な成長に向けた基盤を築くことができる」と述べ、経済の立て直しに向けた改革への理解を求めました。

就任式には隣国のブラジルからルーラ大統領ではなくボルソナロ前大統領が出席したほか、ロシアへの対応などを巡りEU内で異質の対応を取るハンガリーのオルバン首相も参加するなど前の政権の外交からの転換も鮮明になっています。

#アルゼンチン(ハビエル・ミレイ大統領・就任)

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#米爾(サリバン米大統領補佐官・ミレイ次期大統領「素晴らしい会談だった」・対米関係重視)

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