ハマスが地下トンネルを移動中の大型ロケット砲搭載車両、イスラエル兵が立て篭もる建物を無人機や気体爆弾で攻撃する場面のビデオを流しています。ヒズボラも攻撃を強めておりイスラエル軍にはかなりの損害が出ているとみられ、軍がヒズボラへの完全勝利を主張するネタニヤフに反対するのも当然です。
— 矢野義昭(Yoshiaki Yano) (@LB05g) August 17, 2024
ガザで攻撃続く 米国務長官 イスラエルで停戦向け働きかけへhttps://t.co/VfPAIOSKlh #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) August 17, 2024
パレスチナのガザ地区をめぐり停戦協議の継続が決まった後もイスラエル軍はガザ地区で攻撃を続けていて、中東のメディアは17日の空爆で30人以上が死亡したと伝えています。アメリカのブリンケン国務長官は18日にもイスラエルを訪問し、停戦の実現に向け働きかけを強めることにしています。
イスラエル軍は、17日もガザ地区の中部や南部で軍事作戦を続けています。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラは、医療関係者の話として、各地への空爆によって34人が死亡したと伝えました。
ガザ地区の保健当局によりますと、これまでの死者は4万74人にのぼっています。
こうした中、アメリカのブリンケン国務長官は、18日にもイスラエルを訪問し、停戦と人質の解放に向けた協議の進展を働きかけることにしています。
協議では、アメリカがイスラエルとハマスの隔たりを埋めるための新たな提案を行い、イスラエルの当局者が仲介国のカタールやエジプトに出向き、停戦の条件などについて話し合っているものとみられます。
アメリカのバイデン大統領は「合意は間近に迫っている」との認識を示していますが、ハマス側は「イスラエルが新たな条件を加えようとしている」などとイスラエルとアメリカへの不信感をあらわにしていて、交渉が進むかは依然として不透明です。
協議の行方は、ハマスの最高幹部の殺害を受け、イスラエルへの報復を宣言するイランの動きにも影響を与える可能性があります。
紛争のこれ以上の拡大を食い止め、イスラエルとハマスの停戦を実現させたいアメリカ政府がイスラエル側にどのような働きかけを行うのか注目されています。
米イラン「ホットライン」開設へ - 衝突回避で異例の合意https://t.co/Xc3SmL9wJR
— 共同通信公式 (@kyodo_official) August 17, 2024
イラン政府と米政府が、衝突回避に向けて迅速に連絡を取り合えるホットライン(専用回線)開設で合意したことが分かった。イラン政府高官が17日、共同通信に明らかにした。長年敵対する米イランが直接の連絡手段を設けるのは異例。パレスチナ自治区ガザ情勢に絡み、中東での偶発的な緊張拡大を望まない双方の思惑が一致した。
イランはイスラム組織ハマス最高指導者だったハニヤ氏暗殺をイスラエルの犯行と断定、報復を宣言した。米軍はイスラエルの防衛強化に向けて巡洋艦や駆逐艦などを中東に派遣。一方、イラン軍や革命防衛隊も警戒を高めており、予期しない形で衝突することが懸念されている。
イラン政府高官によると、ホットラインではイラン軍と米中央軍が直接、意思疎通を図る。米政府が14日、在イランのスイス大使館を通じて提案。イラン政府は革命防衛隊を直轄する最高指導者ハメネイ師の承認を受け、提案を受け入れると16日に回答した。既に設置されているかどうかなどは不明。
#4レスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・313日目②)
【随時更新】イスラエル パレスチナ 中東情勢(8月18日)https://t.co/HEjQOg7Md5 #nhk_news
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ガザ イスラエル軍の攻撃続く ハマス不信感で協議進展は不透明https://t.co/xEpTrvSSMV #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) August 18, 2024
ガザ地区での停戦や人質の解放に向けた協議がアメリカなどの働きかけで進められるなか、イスラエル軍は、18日もガザ地区に激しい攻撃を続け、イスラム組織ハマスに対する圧力を強めています。ハマス側はイスラエルへの不信感を募らせていて、協議が進展するかは依然として不透明です。
イスラエル軍は、ガザ地区で18日も激しい攻撃を行っていて、現地のメディアは、中部デルバラハでアパートが空爆を受け、母親と6人の子どもの合わせて7人が死亡したと伝えています。
また、NHKガザ事務所が地元住民から得た情報によりますと、南部ハンユニスでは、イスラエルの戦車部隊が住宅地に進入し、激しい銃撃戦が行われているということです。
こうした中、アメリカなどの働きかけによって停戦や人質の解放に向けた協議が仲介国カタールなどで続けられ、18日にはアメリカのブリンケン国務長官がイスラエルに到着し、翌日にネタニヤフ首相と会談する予定となっていて、協議の進展を後押しするものとみられています。
一方、この協議についてハマスの幹部は中東の衛星テレビ局アルジャジーラに対して、「イスラエル側は、ハマスが人質を解放した後、いつでも戦闘を再開できる権利を求めている」と述べ、恒久的な停戦とイスラエル軍の完全撤退が保証されなければ合意は難しいという姿勢を改めて示しました。
ハマス側は、停戦に向けた協議が続く中でもイスラエルが軍事的な圧力を強めていることに不信感を募らせていて、協議が進展するかは依然として不透明です。