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小沢氏が代表を辞任しない民主党の構造

 小沢氏は原理原則主義者ともいわれ、合理主義的な精神の持ち主ともされる。たしかに、政界実力者に共通する「周辺に一族郎党を常に集める」といったことは嫌う。べたべたした人間関係を維持するのはあまり意味がないと思っているのかもしれない。


 だから、小沢氏の感覚を想像すれば、「いま、おまえがオレにとって必要な存在であるのかどうかぐらいは、この世界にいる以上、自分で判断しろ」といったあたりにあるように思える。これを勘違いして「冷たくされた」「電話にも出なくなった」「切られた」と去っていく人が多いのだろう。小沢氏にしてみれば、その程度の人物ならばオレには不要、ということになる。

和して同せず」ということだ。
みんな小沢の考えてることがわからんと言うけど、昔の派閥の領袖クラスはみんなこのレベルで、それ以下の連中はトップレベルの政治家の思考なんか測りかねていた。
だから、政局を読める者なんてほんの一握りしかいなかった。
昭和生まれは全滅で小沢は「突然変異」(中曽根)だった。
ところが、この昭和生まれは思い上がりが酷く、小沢を排除した後、かつての領袖気取りで政局を語って見せた。
勿論読めてないから全然言った通りにならず、語る内容はマスコミレベルだった。
そのため一気に政治のレベルが下がり、一般国民も語れるようになり、日本人全体が慢心を強めていった。
今、小沢レベルでものを考えられるのは中曽根しかいない。

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