https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

天皇陛下 独メルケル首相と懇談 NHKニュース

9日から2日間の日程で来日しているドイツのメルケル首相は、午後3時前、皇居・宮殿を訪れました。天皇陛下メルケル首相と会うのは、平成19年に宮殿で懇談して以来2回目で、9日は宮殿の「竹の間」でおよそ20分にわたって懇談されました。
はじめに天皇陛下が、ことし1月、戦後ドイツの道筋を示す数々の名演説を行ったことで知られるワイツゼッカー元大統領が亡くなったことに対し、お悔やみの気持ちを述べられました。そして、平成5年に皇后さまとドイツを訪れたことに触れ、「元大統領と冷戦時代に閉ざされていたブランデンブルク門を歩いて通り抜けたことをよく覚えています」と話されたということです。
続いてメルケル首相が、「ことしは戦後70年で、戦争が終わり、もう戦争がない時代だと望んでいましたが、ウクライナで深刻な事態が生じていることを心配しています」と話すと、天皇陛下は「早く事態が解決することを望んでいます」と述べられたということです。
また、11日で発生から4年になる東日本大震災について、メルケル首相が、「私たちも事態を深刻に受け止めました」と話すと、天皇陛下は、ドイツからの支援に感謝の気持ちを表されたということです。