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家庭向けの電力小売りの自由化に合わせて、大手電力各社は、電気の使用状況のデータを詳細に記録できる「スマートメーター」の取り付け工事を進めています。
しかし、東京電力は、新しい料金プランへの変更や、新規参入事業者など他社への契約の切り替えを予定しているおよそ32万件のうち、少なくとも10万件以上について、自由化が始まる来月1日までに設置が間に合わないことを明らかにしました。
これについて東京電力は、取り付け工事を委託している会社で計画どおり作業員を確保できずに、作業が遅れているためと説明しています。
東京電力によりますと、スマートメーターの設置が間に合わない場合、契約自体の切り替えは来月から予定どおりできる一方、夜間の電気が安くなるといった新しい料金プランによっては割り引きを受けられない可能性があるとしています。
工事の遅れについて東京電力は「ご迷惑をおかけし、心よりおわびします」としたうえで、顧客に不利益が生じないよう対処し、スマートメーターの取り付けは来月中に完了するよう努めるとしています。