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FRB議長 新たなリスクなければ年内に利上げの可能性 | NHKニュース

FRBのイエレン議長は28日、アメリカ議会下院の金融サービス委員会の公聴会に出席しました。この中でイエレン議長は、「ことしの就業者の数は毎月、平均して18万人のペースで増えている」と述べ、アメリカ国内の雇用情勢の改善が続いているという認識を示しました。
そのうえでイエレン議長は、焦点となっている追加の利上げを年内に行うかどうかについて、「決まったタイムテーブルはない」と述べました。
ただ「金融政策を決める会合の参加者のほとんどが、今の経済の状況が続けば年内に追加の利上げを行うことが適切だと考えている」と述べ、新たなリスクが発生しなければ去年12月以来の利上げを年内に行う可能性があるという考えを改めて示しました。
FRBの金融政策を決める会合は、ことしあと2回予定されていて、市場では、来週発表される雇用統計で経済の過熱の兆しを示すような労働市場の改善が続いて、利上げの必要性が高まるのかどうかに注目が集まっています。

プエルトリコ財政危機、米政権か議会が解決策策定すべき=FRB議長 | ロイター

米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は28日、プエルトリコは財政危機に直面しているとしたうえで、その解決策はホワイトハウスか議会が策定すべきとの見解を示した。


イエレン議長は、下院金融委員会で「この件についてわたしは専門家でない」とし「プエルトリコが長らく抱える問題に対処するための適切なプログラムは、議会と政権が考える問題だと思う」と述べた。

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