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ロシア政府は日本が1945年に降伏文書に署名した9月2日を「第2次世界大戦終結の日」と定めていて、毎年、日本との戦いの最前線となった極東地域の都市などで記念式典を開いています。


このうち、サハリンの中心都市ユジノサハリンスクで2日に開かれた式典には、退役軍人や市民などおよそ3500人が参加しました。式典の中でサハリン州のコジェミャコ知事は「この記念の日にサハリン南部とクリル諸島を解放した」とあいさつし、北方領土を含む島々は大戦の結果ロシアの領土になったとするロシア側の立場を改めて強調しました。


このあと軍事パレードが行われ、およそ500人のロシア軍の兵士が隊列を組んで行進したほか、軍の装甲車や機関砲などが広場を走行しました。去年は、2日に日ロ首脳会談が予定されていたことへの配慮もあり、軍事パレードは行われませんでしたが、ことしは各地で軍事パレードが行われ、北方領土国後島でも行われたということです。


プーチン政権としては、来年3月の大統領選挙を前にこうした機会を利用してロシアへの愛国心に訴えることにより、政権の支持基盤をさらに固めたい思惑もあるものと見られます。