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北朝鮮は、1年前の29日、キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長の立ち会いのもと、アメリカの東海岸まで到達する能力があるとされるICBM級の「火星15型」を発射しました。

これについて、北朝鮮祖国平和統一委員会が運営する国営ウェブサイトは、「核武力完成の偉業が実現した日だ。国の戦略的地位をさらに引き上げた偉大な力が誕生したこの日があったので、帝国主義者の侵略と核の威嚇の歴史に終止符が打たれた」として、発射の成功はキム委員長の業績だと伝えています。

そのうえで、アメリカへの名指しは避けたものの、「敵対勢力が念仏のように唱える制裁と圧力も、いかなる核の脅しも、わが国と人民には絶対に通じない」としています。

一方、ことし4月、核実験とともにICBMの発射実験を中止すると発表したことには触れていません。

北朝鮮はこの1年間、弾道ミサイルを発射していませんが、北朝鮮としては、非核化をめぐる米朝協議が行き詰まる中、アメリカに一方的に譲歩することはないと強調した形となりました。

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https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/23/200220(「北朝鮮が最近まで核施設で作業」IAEA事務局長)