国連安保理 パレスチナ問題の会合で対立続く #nhk_news https://t.co/xx1tSQv0L1
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年4月26日
パレスチナ暫定自治区のガザ地区では、先月から今月にかけてイスラエルの占領に抗議するパレスチナ人の大規模なデモが行われ、これにイスラエル軍が発砲してパレスチナ側に多数の死傷者が出てています。
26日、安保理で開かれた公開の会合で、冒頭、パレスチナのマンスール国連大使は「安保理がこの事態を打開できないことは正当化できない。イスラエルの犯罪を糾弾する一致した声を上げるべきだ」と述べ、各国からもイスラエルの対応に強い懸念が示されました。
これに対してアメリカのヘイリー国連大使は「軍が攻撃すべき対象があるところで市民を盾にすることは戦争犯罪だ」と述べ、イスラム原理主義組織のハマスが市民を人間の盾にしているとして責任はパレスチナ側にあると反論しました。
この問題をめぐっては、国連のグテーレス事務総長が独立した調査を行うべきだと表明しましたが、安保理ではアメリカだけが反対しています。
一方、国連のパレスチナ問題の責任者は、アメリカがパレスチナ難民への支援を凍結する中、日本が1000万ドルの追加支援を発表したことに、謝意を示しました。