シリア東部でIS掃討最終局面か 国連「市民の保護を」 #nhk_news https://t.co/GHEKjvvqgN
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年2月19日
シリアでは、今月に入って過激派組織ISが支配を続ける東部の村バグズに対し、アメリカ主導の有志連合やその支援を受けるクルド人勢力主体の部隊が大規模な攻撃を行っています。
現地の状況について、国連人権高等弁務官事務所のコルビル報道官は19日、スイスのジュネーブで会見し、「今も大勢の女性や子どもを含むおよそ200の家族が狭い地域に捕らわれている。ISに阻まれて逃げられない人がほとんどとみられ、有志連合による空爆や地上部隊からの激しい攻撃にさらされている」と述べ、懸念を示しました。
そのうえで、市民は人質として利用されているとして、双方に対し市民に危害を加えないよう呼びかけました。
バグズに対する攻撃は、アメリカ主導の有志連合などによるシリアのIS掃討作戦の最終局面とみられ、シリア人権監視団などは、バグズのISの支配地域が1平方キロメートル未満にまで狭まっているとしています。
トランプ氏側近、核技術をサウジに移転計画? 米監視委 https://t.co/zxQKIiu4eh
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2019年2月20日
米下院の監視・改革委員会は19日、トランプ米大統領の側近らが、極めて機密性の高い核技術をサウジアラビアに移転させようとしていたとする報告書を発表した。専門家らの反対を押し切り、議会の承認を得ずに進めていたとされる。
野党民主党が主導する下院の同委は「違法行為の可能性があり、サウジアラビアの核兵器製造につながるおそれもある」と述べた。
報告書は、政権内部にいたとみられる複数の告発者らの証言を中心に作成。技術移転は、サウジアラビアでの数十億ドル規模の原子力発電所施設十数基の建設契約と関連しているとされ、中心人物として、フリン元大統領補佐官やトランプ氏の娘婿のクシュナー氏の名前が挙げられている。
杉原千畝の記念植樹を無断で伐採 イスラエル #nhk_news https://t.co/vSdxEmCMza
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年2月19日
第2次世界大戦中、リトアニア駐在の外交官だった杉原千畝は、ナチス・ドイツの迫害から逃れるユダヤ人のために本国の指示に背いて日本の通過ビザを発給し、およそ6000人の命を救ったとされています。
イスラエル側はこの功績をたたえるため、1985年、エルサレム近郊のベイト・シェメシュに松など合わせて400本を植樹し、記念碑を設置しました。
ところがその後、付近に集合住宅が建設された際に木々が無断で伐採され、記念碑も撤去されていたことが最近行われた調査で分かりました。
当時、植樹に立ちあった息子の杉原伸生さんは19日、現地を訪れ、「植樹は父が発給したビザでホロコーストを生き延びた家族と一緒に行い、子どもたちと同じように木々も育って森になってほしいという希望がありました。林や記念碑が跡形もなく消えてしまい非常に心が痛みます」と話していました。
植樹された木々を管理する立場にあったイスラエルの政府系機関は、伸生さんに謝罪の手紙を送るとともに、NHKの取材に対して、改めて別の場所に植樹を行う考えを示しています。
トルコ政府批判の編集長ら有罪確定 「政治的」と懸念の声 #nhk_news https://t.co/UIsm9IDLak
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年2月20日
トルコのエルドアン政権は、3年前にクーデター未遂事件が起きたあと、関与が疑われる公務員らを免職にするなどしたほか、130社以上のメディアを閉鎖に追い込み、反体制派の排除を進めています。
こうした中、政府に批判的な報道を続けてきた有力紙「ジュムフリエット」の編集長や幹部など14人がテロ組織を支援したとして起訴され、裁判が行われています。
1審では全員が有罪となり、19日に行われた2審でも裁判所は全員に有罪判決を言い渡し、14人のうち8人について有罪が確定しました。
このうち、エルドアン大統領などの風刺画を描いてきたムサ・カルトさん(65)は禁錮3年9か月の実刑判決を受け「刑務所へ逆戻りだ。皆さんごきげんよう」というコメントを出しました。
国際的な人権団体「アムネスティ・インターナショナル」は声明を発表し「政治的で根拠のない司法判断で、表現の自由を愛する人々への警報となるだろう」などと懸念を示しました。