会の後にさらに質問をうけた。斉明女帝と天智が大国主信仰を強め、日吉社(大国主)の南の近江京はそれが基礎。母兄に疎外された天武が蜂起の時に伊勢を担ぎアマテラスを強調したと御説明。倭国神話においてはスサノウと姉弟婚にともなう愛憎劇をやったというほかアマテラスの位置はほとんどない。
— 保立道久 (@zxd01342) 2019年4月19日
d1021.hatenadiary.jp
d1021.hatenadiary.jp
d1021.hatenadiary.jp
d1021.hatenadiary.jp
d1021.hatenadiary.jp
d1021.hatenadiary.jp
天武天皇は日本古来の神の祭りを重視し、地方的な祭祀の一部を国家の祭祀に引き上げた。神道の振興は、外来文化の浸透に対抗する日本の民族意識を高揚させるためであったと説かれる。だがその努力は各地の伝統的な祭祀をそのまま保存することではなく、天照大神を祖とする天皇家との関係に各地の神を位置づけ、体系化して取り込むことにあり、究極的には天皇権力の強化に向けられていた。それぞれの地元で祀られていた各地の神社・祭祀は保護と引き換えに国家の管理に服し、古代の国家神道が形成された。