ドバイで来年開催の万博 国交ないイスラエルが参加へ #nhk_news https://t.co/eGPOjkE4HZ
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年4月26日
UAE=アラブ首長国連邦の商業の中心地ドバイでは、来年10月20日からおよそ半年にわたり、中東で初めてとなる国際博覧会「ドバイ万博」が『心をつなぎ、未来をつくる』をテーマに開かれる予定で、およそ2500万人の来場が見込まれています。
日本を含む多くの国が参加を表明していますが、開催まで1年半を切る中、UAEと国交がなく、これまで態度を明らかにしていなかったイスラエルが25日、参加すると発表しました。
UAE政府からの公式な反応は出ていませんが、ドバイ万博の事務局は、NHKの取材に対し、「希望するすべて国の参加を例外なく認めることになった」と述べ、参加国の数は192になったとしています。
UAEを含むアラブ諸国は、中東戦争でイスラエルと戦火を交え、パレスチナ問題でも対立が続き、一部の国を除いて、いまも国交がありません。
しかし、ここ数年、地域で影響力を増すイランに対抗するという共通の利益のもと急速に接近していて、ドバイ万博へのイスラエルの参加は、双方の関係改善を象徴するものになりそうです。